文部科学省は4日、iPS細胞による再生医療の実現に向けた研究ロードマップ(行程表)の改訂版を発表した。心不全治療のための心筋は2年後、糖尿病治療のための膵臓(すいぞう)の細胞は4年後など、iPS細胞をもとにつくる計19の細胞や器官について、人を対象に研究で使い始める目標時期を明記した。
工程表の改訂は2013年2月以来2回目。今回は、人を対象にした臨床研究や治験をまとめて「臨床応用」と定義。研究者の見通しをもとにその開始目標を設定した。研究の進展を受け、がん治療用の免疫細胞や毛髪をつくる頭部の毛包(もうほう)、歯など新たに5細胞・器官を追加した。
iPS細胞からの網膜の細胞を目の難病患者に移植する研究が昨年始まったのに続き、早ければ来年度からパーキンソン病の治療に使う神経細胞や血小板、角膜について臨床応用を始めるとした。一方、赤血球や腎臓などは、技術的な困難さからこれまでの目標よりも数年遅くなった。臨床応用の開始まで7~10年以上かかる見込みという。
研究段階を経て実用化する時期のめどは示さなかった。研究の結果に加えて、製薬会社などの参加が不可欠になるためという。iPS細胞研究に年80億円ほどを投じている文科省は「研究の進み具合を把握しながら、再生医療研究を引き続き支援していきたい」とする。
iPS細胞の再生医療が本格的になってきた。早期に臨床を行い病に悩む患者を救う事が出来れば、世界中からiPS細胞の治療を受ける患者が押し寄せる。
疾病の根幹から変えるだけに、文科省は強力な財政支援をしてほしいものである。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2015年12月6日日曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁
金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...
-
インターネット 上には「掛けてはいけない電話番号」と銘打たれた、詳細不明の電話番号のリストが多数存在しています。それら電話番号と共に書かれている文面を見るに「掛けると死ぬ」「呪われる」「ドッペルゲンガー」「 宇宙人 」「貞子の電話番号」「花子さんの電話番号」などなど、いかにも恐ろ...
-
ホラー 映画『ファイナル・デッドコースター』で描かれるような遊園地での悲惨な死亡事故は、残念ながら現実でも起きてしまうことがある。今年8月には岡山県の遊園地で、走行中のジェットコースターの安全バーが外れ、乗客1人が負傷する事故が発生した。また、同日には大分県の遊園地でも、レールを...
-
人を殺した人と会う。 死刑囚 の実像に迫るシリーズ【3】 「“あの時”に 時間 を戻せたらいいのに、ということはいつも思います。ただ、もしも“あの時”に戻れるとしても、今の自分で戻りたいです。自分まで当時の自分に戻ったら、また同じことを繰り返してしまいそうだからです」 昨...
0 件のコメント:
コメントを投稿