2015年12月25日金曜日

スパイ衛星拡充

宇宙軍拡の方向を明確にした「宇宙基本計画」に基づき、情報収集衛星(軍事スパイ衛星)に611億円、順天頂衛星に142億円を計上しています。

宇宙基本計画は情報収集衛星について現在の基幹衛星4機体制から、時間軸多様化衛星4機、データー中継衛星2機を加えた合計10機の整備目標を掲げています。

データー中継衛星は、他の衛星が日本の遠隔地で撮影した画像データーを中継して送ることで、撮影から画像受信までの時間を短縮するもの。安倍政権が目指す自衛隊の地球規模での活動の補完が狙いです。開発予算として満額の46億円を計上しました。

準天頂衛星システムは、ミサイルの誘導や艦船のナビゲーションに使われる米国の全地球測位システム(GPS)を補完し、米国の宇宙軍事戦略を補強する為の衛星です。宇宙基本計画は現在の1機体制を18年までに4機体制に、23年までに7機体制にするとしています。

情報収集衛星、準天頂衛星とも三菱電機が開発を狙っています。米国と連携して宇宙のゴミを監視する、宇宙状況把握システムに10億円を計上しました。

宇宙でも米国の補完衛星を打ち上げ、世界中を監視するシステムを構築する計画である。

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