2015年12月13日日曜日

日・印原発輸出で原則合意

安倍首相は12日、インドのモディ首相とニューデリーの政府迎賓館で会談し、日本からインドへの原発輸出を可能にする原子力協定の締結について原則合意した。

日本が核不拡散条約(NPT)非加盟国と原子力協定を結ぶのは史上初である。第2次安倍政権発足後、続いている原発輸出のトップセールは、重大な段階に入った。

インドは1998年に核実験を強行し、以来、核弾頭の保有数を増やしています。日本が原発を輸出すればインドの核開発に手を貸すことになり、唯一の被爆国としての道義的立場を投げ捨てる事になりかねません。

安倍首相は共同記者会見で、インドは2008年9月に核実験一時停止(モラトリアム)の継続を表明し、原子力の平和利用を進める決意を明らかにしている。これを前提に合意した協定では、日本による協力は平和目的に限定する内容を確保していると正当化しました。2008年に締結された米・印原子力協定と同様などを条件にしているものと見られます。

また、日・印両政府は、防衛装備品及び技術移転協定と情報保護協定に署名。海上自衛隊の救難飛行艇US2の輸出に向け政府間の交渉を進める見通しだという。

さらに、日印に米国や豪州を加えた日米印、日米豪3ヶ国の軍事協力を拡大していく事も確認。米印の海上演習「マラバール」に日本が恒常的に参加して行くことで一致しました。

中国包囲網を着々と日本の安倍首相は構築している様な気がして仕方がない。その内、日本も核兵器をもつ国になるかもしれないと思うのは、自分だけだろうか。中国の脅威から自国を守る為に、核弾頭ミサイルの配備をすれば、中国も日本に手を出すことが出来なくなる。

0 件のコメント:

コメントを投稿

日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁

金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...