日本を訪れる中国人観光客が電気炊飯器や温水洗浄便座を買い求めることが大きな注目を集め、爆買いという言葉も広く知られるようになった。だが、日本で購入した製品を中国で使用することがちょっとした問題を招いているようだ。
中国メディアの金華新聞網は9日、日本から電気炊飯器や温水洗浄便座を購入して帰国する中国人が増えていると伝える一方、中国国内では日本メーカーの電気炊飯器などの部品が調達しにくいため、壊れても修理できないケースがあり、「せっかく日本で大金をはたいて買ってきたのに」と、頭を抱える消費者がいることを伝えている。
記事は、多くの中国人消費者は「日本製品は品質が高く、コストパフォーマンスも高い」と認識していると伝える一方、日本で購入した家電製品は中国で修理しづらいという問題が徐々に顕在化していることを紹介した。
続けて、日本を訪れた友人に頼んで、約5000元(約9万5000円)で日本メーカーの電気炊飯器を買ってきてもらったという女性の話として「日本の電気炊飯器で炊いたご飯は確かに美味しいため、食事のたびに日本製の電気炊飯器でご飯を炊いていた」と紹介。日本と中国は電圧が異なるため、同女性は日本国内向けの電気炊飯器を変圧器を通して毎回使用していたと伝えた。だが、ある日、自宅を訪れた親族が変圧器を通さずに電気炊飯器のプラグを電源差込口に入れてしまい、壊れてしまったという。
同女性は自宅周辺で修理できる場所を探したものの、部品が調達できないため修理ができず、日本に送って修理したと紹介している。結局、修理費用が高くついてしまい、「もう国外製の家電を購入するのはこれっきりにしたい」と同女性は語っている。
日本では家電などを購入した際、販売店が保証書を購入者に渡し、窓口となる場合が多い。中国人旅行客は大手家電量販店で商品を購入するケースが多く、保証期間内であっても故障の際にわざわざ訪日して修理に出すことは非現実的だ。「もう国外製の家電を購入するのはこれっきりにしたい」と述べている女性のような消費者が増えれば、日本にとっては商機を逸することにもつながりかねない。サーチナより
日本と中国では電圧が違うので、変圧器を通さないと壊れてしまう。日本のメーカーも修理期間中であれば無料で修理する体制を中国で作る様にしなければ、中国人の日本の家電離れが起こるのではないか。それか、個人がメーカーと契約して修理体制を作る事も必要ではないかと思うのだが。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2015年12月12日土曜日
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