2015年12月20日日曜日

中国製品が韓国社会に浸透

中国製品と言えば、これまで「安かろう悪かろう」が一般的な評価だったと言えるだろう。だが、中国企業も徐々に品質を高め、コストパフォーマンスの高さで消費者から高い評価を得るケースが増えているようだ。

韓国メディアの亜洲経済の中国語電子版は16日、中国の自動車メーカーである福田汽車が2015年10月に韓国自動車市場に参入して以来、すでに予約台数は200台を超え、16年は3000台を販売することを目標にしていることを伝えた。

記事は、福田汽車のピックアップトラックを購入した韓国の消費者の見解として、「価格は韓国メーカーの同様の車種より高額であるものの、可能積載重量は2倍以上に達する」と伝え、高い性能と洗練されたデザインで消費者の支持を勝ち取ったと報じた。

続けて、中国製品が韓国市場で逆襲を開始したと伝え、これまで「安価な生活用品」が中心だった中国製品は今や自動車や家電などの分野で韓国市場に浸透し始めていると伝えた。さらに、韓国産業研究院の関係者の話として、中国企業が近年、研究開発への投資を拡大しているとし、品質の向上が著しいと指摘した。

もはや中国製品が「安かろう悪かろう」だった時代は過ぎ去りつつあり、今やコストパフォーマンスの高さこそ中国製品の新たなイメージになりつつある。記事は、中国との自由貿易協定(FTA)が発効されれば、韓国国内における中国製品の価格が低下する可能性を指摘し、コストパフォーマンスはさらに向上すると伝えた。

かつて日本製品は韓国製品にコストパフォーマンスの高さで世界のシェアを奪われたが、韓国製品もまた同じ道を辿ろうとしている。韓国製品は中国製品に自国内の市場を奪われてしまうのか、中韓FTA発効後の変化に注目したい。 サーチナより

中国製品が韓国社会に浸透し、韓国製品を駆逐しつつあるようである。中国製品の値段が下がれば韓国製品は売れない。韓国の市場を中国製品が埋め尽くす日は近づいているのではないかと思う。

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