2011年8月28日日曜日

金儲けのためなら何でもありの中国

有毒ニラ流通 使われ続ける安価な猛毒農薬=河北省


 【大紀元日本8月27日】河北省秦皇島市昌黎県にある大規模なニラ栽培農地からは、遠い所からでも感じる、刺激的な農薬の匂いがする。「無公害野菜基地」と称しながら、猛毒のホレートなどを使う農家が少なくない。このニラは地元の人は食べず、北京、天津、東北地方などに出荷されている。

 その多くの農家が使うホレート(農薬3911)は、農業部(日本の農林水産省にあたる)により使用が禁止されている猛毒農薬。長期間に渡り害虫駆除の効果が持続することと、安価であるため、違法利用が後を絶たない。

 「以前は水に溶かして使っていたが、現在は原液のままで土壌に注ぎ、肥料のように使用している。この農薬を使ったニラは青くて鮮やか、葉も大きい。農薬をかけたばかりのニラも市場に回っている。お金のために人の健康なんか全然考えてない。自分は食べないから」と現地の農民・張さんは話す。

 「附近の2つの鎮にある1000畝(6700アール)のニラ農地はほとんどこの農薬を使っている」と張さんは述べ、さらに販売禁止にもかかわらず、闇の地下工場でまだ生産している製造業者もあり、この農薬を農家まで送り届けるものもいるという。

 専門家によると、この農薬が付着した野菜を食べると、頭痛、吐き気をもよおし、長期間にわたり食べ続けると慢性中毒、神経中枢に悪影響を及ぼし、胎児の奇形や、ガンを発症する可能性も高まるという。日本ではホレートの取り扱いには呼吸用保護具などの使用が要求されている。

 昌黎産のニラは北京、天津、秦皇島、錦州、瀋陽などの都市へ出荷されている。
大紀元日本社より


このブログでも何度も書いてきたが、中国の食品は絶対に口にしない方がいい。猛毒の農薬を使用してニラを栽培している。農家の人が食べないから、農薬を使っているとのこと。日本では考えられないことが、中国の農業では行われている。それを食べた中国人は、何とも思わないのだろうか、日本なら大問題になる。本当に金儲けのためなら何でもありの国である。中央政府や州政府は取り締まりをしないのだろうか。取り締まりをしても闇で猛毒の農薬を作っているので、いたちごっこの状態なのだろう。こんな国が信用できますか、領土問題にしてもしかり、今まで尖閣諸島は中国領だということは言わなかった。その海域に大量の石油が埋蔵されていると言うことが分かると、領土を主張する。白を黒というのと同じである。
環境破壊もすごいことになっている、環境に配慮した生産活動を考えていない国である。GDP(国内総生産)が世界第2になったと自慢しているが、国民一人当たりで割れば、まだ後進国である。
くさい物には蓋をする、情報操作をする、情報は隠さず世界に公表すべきではないか。良識ある中国人は立ち上がるべきではないかと、期待をする。



欧州中央銀行(ECB)内部分裂か

欧州中央銀行(ECB)は創設以来最も深刻な内部分裂に直面しており、果たしてユーロ圏債務危機にきちんと対処できるのか、市場では不安視する声が上がっている。


 ECBは今月、パニックの色合いを強める金融市場の鎮静化に向けて、債券買い入れを再開したが、それは全会一致の決定ではなかった。

 ECB政策理事会は、ユーロ圏17カ国の中銀総裁を含む23人で構成する。金融政策について見解が分かれることは避けられず、創設時から予想はされていたが、現在のような危機の中で一致団結できないでいることから、一部のアナリストは、その危機対応能力を疑問視している。
 ベレンベルグのエコノミスト、ホルガー・シュミーディング氏は「ECB史上、最も大きな内部分裂だろう」と指摘。「ECBのメッセージや、債券買い入れの効果を鈍らせる可能性がある」との見方を示した。 

 <債券買い入れへのECBの意欲に疑問符> 

 債券買い入れ再開の決定は、財政悪化が深刻な諸国が強く支持したとされている。一方、関係筋によると、バイトマン独連銀総裁やドイツ出身のシュタルク専務理事ら4人が、債券買い入れに反対したもようだ。
 反対派の影響力の強さは、ECBが債券買い入れ再開を発表したやり方にも表れている。ECBは債券買い入れのニュースを声明の最後のほうに挿入、「ユーロ圏の物価安定のため」との断り書きを付け加えた。
 こうしたことは、ECBは債券買い入れには実は積極的ではなく、ユーロ圏救済基金がその役割を肩代わりするまでの間だけ、仕方なく実施するにすぎない、との強烈な印象を、投資家に与えることになった。

政策理事会内部の対立が浮き彫りになったことで、イタリアやスペイン、その他の諸国をめぐる懸念が今後高まった際に、ECBが債券買い入れを拡大する気があるのか、市場関係者の間では疑問が生じている。


 PIMCOのポートフォリオマネジャー、アンドリュー・ブザムワース氏は、ECBがイタリアとスペインの国債利回りを5%に維持できるかとの問いに「ECBのコミットメントには不透明感がある。ECBは今は、その水準維持に必要なだけ買い入れているが、今後資金流出が加速しても、5%の防衛にコミットするだろうか」と疑問を投げかけた。
 実際、ECBが先週実施した債券買い入れは143億ユーロ規模で、その前の週の220億ユーロから減少、2010年5月と同じパターンをたどっていることが示された。当時は、165億ユーロ規模の買い入れでプログラムが始まったが、その後、買い入れ額は急速に減少した。 

 <景気が一段と悪化すれば、ECBは再び団結へ> 

 ECBの内部分裂が危険なのは、富裕な国の国民の間で広がっている、ユーロ圏弱小国を支援することへの懐疑論が一段と強まることだ。
 ドイツのウルフ大統領は24日、演説でECBの債券買い入れの合法性に疑問を呈した。ドイツの主要メディアは演説内容を詳細に報じた。

 PIMCOのブザムワース氏は「オランダやドイツなどの主要国において、国民の反発が強まれば、ユーロの購買力への信頼感が損なわれる」と指摘。「そうなれば、ユーロ圏から資金が逃避することになりかねない。これは、政策理事会の分裂よりも、深刻な脅威だ」と述べた。 

 内部分裂は、トリシェECB総裁の後任として11月にECB総裁に就任する、ドラギ・イタリア中銀総裁の手足を縛ることになるだろう。
ECBが再び団結するには、ユーロ圏経済が一段と悪化することが必要なのかもしれない。そうなれば、ECBメンバーは、08年のようなリセッション(景気後退)を繰り返さないよう、力を合わせるだろう。


 8月の独業況指数が大幅に低下し予想も下回るなど、ドイツの経済指標は最近悪化している。これが、ECBの再団結を促すかもしれない。
 ベレンベルグのシュミーディング氏は「経済は今、欧米債務危機を受けた信認失墜に苦しんでおり、それが市場の混乱に拍車をかけている」と指摘。「金融危機が実体経済に影響していることが明らかになれば、(債券買い入れへの)独連銀の反対は弱まる可能性がある」と述べた。
(ロイターより)

経済的に余裕がある北欧と財政危機にある南欧との対立が表面化した結果である。経済的に余裕がある国の国民が、いつまで財政支援をしなければならないのか疑問符を持つようになったこと現れである。ユーロ圏で経済的に順調な国は、そのお金で自国民のために使って欲しいと思うのは自然な感情であろう。先が見えないPIIGSにいつまでも大量の資金を融資続けることに懐疑的になってきたのではないかと思う。PIIGSも財政支援が無くなれば国家破綻の道しか残されていない。それが、行くところまで行けばユーロ圏は崩壊の危機を迎えるかもしれない。これも、いつ崩壊するか時間の問題である。経済的に順調だったドイツもここに来て、経済的成長が鈍化してきたことも、対立の原因の一つであろう。ドイツがマイナス成長に陥れば、その時はユーロ圏の再団結をするかユーロ圏の崩壊も考えられる。

乱調 世界経済

埼玉大学教授の相沢幸悦さんが世界経済を語るが、新聞に掲載されていたので引用させていただきます。(結構わかりやすく解説しているので参考にはなると思います)

乱調 世界経済

米欧の債務危機の深刻さを機に世界同時株安や異常な円高が起きています。世界経済の現状をどう見るか、識者が語ります。

円ドル相場は8/19日ニューヨーク外国為替市場で等々1㌦75.95円の史上最高値をつけました。いよいよ1㌦70円台の超円高時代に突入しました。どうしてこうなったのでしょうか。
要因の一つは、アメリカの景気失速がはっきりしてきたこと、もう一つは、ヨーロッパ諸国の財政危機が深刻化している事なのです。米ドルが駄目なら、ユーロに資金がシフトしそうなものですが、ヨーロッパがガタガタしているので、日本、スイス、価値を有する金(ゴールド)などに大量の資金が逃避しています。そこで、超円高やスイス・フラン高となり、金価格も暴騰しています。

財政出動できず

超円高の要因の一つである、アメリカ景気の減速が、はっきりしているのに、政府はさらなる財政出動が出来なくなりました。連邦債務上限の引き上げについての米議会の合意で、上限の引き上げ幅は、財政赤字削減額を上回ってはならないとされたからです。
アメリカでは、住宅バブル期に住宅価格が上昇で得た資金が消費に回り、好景気が訪れました。バブルが崩壊し、その消費分が消滅したので、景気が著しく悪化し、失業者(9%台)も激増しました。そこで、オバマ政権は、巨額の景気対策を断行しました。
それもほぼ終了しました。それを見越して、中央銀行である米連邦準備制度理事会は、昨年11月に膨大な資金を市場に供給する量的緩和(QE2)を実施しましたが、今年6月に打ち切りました。財政出動と中央銀行資金の追加供給が無くなれば、景気が失速するのは当然です。
QE2は、新興国バブルを加速させたと批判されているので、アメリカには、景気へのてこ入れの手段というのは、それほど残されていないのです。

為替介入に限界

そこで、㌦安による輸出拡大で景気を高揚させ、雇用を増やそうとしています。ですからアメリカに「守って」もらっている日本は、徹底的な為替介入が出来ません、そのことをよく知っている投機筋は安心して円を買い、これも超円高の原因になっています。しかも、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズは、財政赤字削減幅が十分ではないとして、米国債を史上初めて最上級から格下げしました。こうして、米国債の信認が揺らぎ、さらなる円高が進むとともに、世界同時株安となったのです。
超円高のもう一つの原因は、ヨーロッパの財政危機の深刻化です。昨年春にギリシャ危機が発生し、秋にはアイルランドに波及しましたが、金融支援の整備によってとりあえず終息させることに成功しましたが、ところが、そんなに甘いものではなかったのです。

欧の住宅バブル

ヨーロッパの住宅バブルもすさまじいものでした。ユーロ導入で信用力の高まったギリシャなどの国債は、格好の投機商品となりました。そこで西欧大銀行はギリシャ国債などに投資しました。財政破綻したらユーロが崩壊するので、救済されると踏んだからです。
ヨーロッパの住宅バブル崩壊で、銀行救済と景気のてこ入れのための財政出動で、膨大な財政赤字が累積し、財政危機は、イタリア、スペインまで波及する気配を見せています。
昨年春のギリシャ危機では、ユーロの信認が揺らぎ、ユーロ安になったので、ドイツなどは、かなり好景気となりました、。ところが、今年春に財政危機が深刻化するとともに、アメリカや新興国で景気のかげりが見え始めると、ドイツなどの景気も低迷しました。
このように、欧米諸国の財政赤字の累積と景気の失速、新興国でのバブル崩壊の兆しなどによって、逃避資金が日本に大量に流れ込んで、超円高となっているのです。
財政赤字の拡大とそれに伴う米国債の格下げで、ドルの信認が失われつつあります。それにもかかわらず、資金は、株式などのリスク資産から格下げされたはずの「安全」資産である米国国債に流入しているのです、長期金利が下落(国債価格は上昇)しています。
米ドルの信認が大きく失われつつあるのに、㌦に代わる国際通貨となることを期待されて導入されたユーロは、残念ながら崩壊する懸念されるようになっています。通貨の発行は欧州中央銀行(ECB)が行うものの、財政政策は各国が行うという乖離によるものです。この欠陥を克服するためには、政治統合、すなわち欧州連邦を結成するしかありませんが、非常に困難がつきまといます。

犠牲は労働者に

輸出大企業は円高で為替損失を被ることを理由に、税金を負けてくれととか、規制を緩和してくれとかいい、円高を口実に労働者や下請け中小企業に犠牲を強いてきました。
実は、日本の輸出度は言われるほど高くないのです。輸出は円建てで、輸入はドル建てでが主流です。円高で輸入価格が低下し、国民は円高メリットを享受できます。ほとんどの企業は、石油や原材料を低コストで調達できるので、原材料コストが大幅に低下し、企業収益は、言われるほど減らないはずです。

消費と物作り

円高で一喜一憂するのは、内需拡大による経済成長が出来ていないからです。貿易黒字でなく、個人消費に重点を移せばいいのです。賃金引き上げ、労働条件の改善、福祉と年金の充実、長期休暇の付与、財政の無駄の排除などを断行して、安定した経済成長は可能です。
日本は、世界に冠たる製造業を持ち、物作り国家として高く評価されています。いい物作り国家は、構造改革期に消滅しそうになりましたが、国民の反発で持ちこたえたのです。
日本は深刻なデフレと超低金利というのも超円高の要因です。「平成大不況」がまだ終息していないからです。経済のシステムの大転換が必要であるにもかかわらず、政府は、それを怠ってきました。

危機の終結には

現下の危機は、16世紀に登場した西欧近代の終焉を告げるものです。西欧近代は、一握りの先進国が他国の資源を超低価格で収奪し、労働者を搾取して経済成長を競い、大量生産、大量消費、大量破棄に明け暮れる時代でした。
それ以前は、日本や中国、インドで高度の文化が花開き、経済もアジアが中心でした。信じられないことですがヨーロッパは、世界の「辺境」に過ぎなかったのです。
今後は地球環境のと人間に優しく災害に強いシステムに移行します。これが世界史の必然です。この経済システムに移行することにより、世界経済危機も「平成大不況」も最終的に終結する。

欧州型の経済システムでは今の危機は、回避できないと言うことです。地球に優しく日本の内需を拡大することにより、今の経済危機を回避することは可能だと教授は述べています。一日も早く、その様な経済システムの構築を急がなければならない時期に来ている。

妻は島根県人会へ出席

今日は、私と犬の2匹が静に部屋にいる。子どもたちは仕事と遊びで家にはいない。妻も県人会ということで、朝から出かけている。最近は、淡路に行ったり、今週はまた、和歌山の田辺に行くそうである。よく、出かけるようになってきた。子どもも手が離れ、夫も好きなように生きているので、妻も好きなように生きているようである。夫婦の倦怠期かもしれない。

休みの日はインターネットでおもしろいブログを捜しては読んでいる生活が続いている。原発問題、食糧問題、金融危機、経済関係等々興味のある事項を検索サイドに書けば、いろいろな人がブログに書いている。
原発問題は深刻さが増しているようである。日本政府と東電は事実を隠しているので、放射能がどれほどの地域に広がっているのかという情報を正確に出していない状況である。これでは、日本の農業は壊滅状態になるのではないかと心配をする。特に関東、東北とセシウム(半減期30年)が拡散しているという、資料が農水省のホームページ(一部)に掲載されている。

食糧問題もここに来て、世界中で食糧危機が起こるかもしれない。欧州でも異常気象が発生している記事がある、農産物にも影響が出そうである。

経済もアメリカ、欧州とも減速から後退局面に入ってきた。そのあおりを受けて日本は円高である。手の打ちようがない状態である。


大阪市内で豪雨

近畿など西日本は27日、大気の状態が不安定になり、局地的に激しい雨や雷に見舞われた。大阪などで道路冠水や家屋の浸水などが相次ぎ、神戸市では大規模な停電も起きた。


 気象庁によると、大阪市は午後4時過ぎまでの1時間で、降水量が観測史上最多の77.5ミリを記録。兵庫県三木市でも、午後6時ごろまでの1時間降水量が8月では最多の54.0ミリに達した。堺市や神戸市でも夕方に1時間あたり40ミリ前後の激しい雨が降った。

 大阪府羽曳野市大黒で同日午後3時半ごろ、増水した石川の中州に中学1年の男子3人が取り残されたが、約30分後に消防隊員に救助された。中学生の一人は「雨が強くなり、すぐに水かさが増えた。怖くて死ぬかと思った」と話した。愛媛県久万高原町西谷の黒川でも同日夜、増水で岩場に一時取り残された釣り人の男性1人が救助された。

 大阪市では午後9時までに、家屋の床上・床下浸水が321件、道路冠水8件が確認された。

 東海道新幹線は同日午後6時すぎから、大雨のため米原―京都間の上下線で約30分間運転を見合わせた。計17本が最大39分遅れ、約1万3千人に影響した。JR和歌山線や南海高野線も一部で運休や遅れが出た。

 関西電力によると、同日午後5時ごろから、神戸市西区を中心に約1万戸が一時停電した。落雷が原因とみられるという。 (新聞報道より)

大阪市内で1時間当たり77.5㍉という豪雨が降ったそうである。昨日は、車での送迎だったので、枚方方面はそれほどの雨ではなかったのだが、大阪市内では午後4時から5時の1時間で、何と77.5ミリの雨が降った。大阪市内に入るとえらい渋滞をしているので、裏道を通りながら何とか利用者を降ろしたが、関目駅周辺では道路が冠水し、車が立ち往生したために、渋滞したという話であった。
ゲリラ豪雨が大阪でも降ったことになる。珍しいと言えば批判を受けそうだが、大阪はそれほどゲリラ豪雨が降ったことはなかったので、珍しいと言うしかない。

アメリカでは台風「アイリーン」がアメリカ東部を直撃しているそうである。中国でも台風が猛威をふるい大きな被害が出ているという報道があった。世界中で天候が荒れ狂っている。地球の温暖化の影響かもしれない。




2011年8月26日金曜日

1週間分の日報も書き終え

金曜日は、ブログの更新と物流にいる人たちの日報を書く事が日常化してきた。日報は溜めるとPCに書くのに時間がかかるので、なるべく溜めないようにしている。
ブログの更新も欠かせない。最新のニュースを読者の皆さんに提供できれば、嬉しい限りです。

個人的な出来事も書いている。私が通っている居酒屋の店の紹介をしてみたいと思います。
樟葉にある「天分」、ここは立ち飲み屋で仕事帰りのサラリーマンが多く来ている。私も週に1回は顔をのぞかせているが、あては油ものが多いので、なるべく食べないようにしている。まぁ、1時間ほどいる程度である。光善寺にある「狸ばやし」はおすすめの店である。値段もそれほど高くなく、料理も美味しい店である。関目駅にある「ますだ屋」はビールも安く、たこ焼きも食べることが出来るので、ここもちょこちょこ通っている。家の近くなので、どうしてもながいしてしまう。家から自転車で5分ほどの所にある「うまかっぺ大将」は、最近は余り行かなくなった。店の中がうるさすぎる。土曜日などは満員状態なので行くとしたら平日の日にしている。「とんぼ」という店も自転車で5分ほどの所にある。ここも時々、顔を出している。居酒屋というよりも食堂みたいな所なので、うどんとかおかず類は豊富にある。その店の横に、「あんこうぼう」というお好み焼き屋がある、その店も月に1回は利用させて貰っている。もう一つのお好み焼き屋として「喜代」という店もある。ここはビールが300円と安いので、お好み焼きを食べながら、ビールを飲んだりしている。宗右衛門町にある店は年に2~3回程度しか行けない。やはり金額が張るので、ボーナスが出た時ぐらいしか行けない。

小麦がじわじわと値上がってきている

農水省は24日、製粉業者に売り渡す輸入小麦の価格を10月1日より2%引き上げると発表しました。輸入小麦の価格は半年ごとに改定され、引き上げ昨年10月以降、3期連続となりました。
売り渡しか価格は1㌧当たり5万7720円。引き上げ幅は前回の4月改訂(18%)に比べ大幅に縮小しました。小幅ながら引き上げられる事で、パン、麺類などの小売価格に転嫁される可能性があります。「国際商品相場や小売り価格、為替の動向を注視したい」としています。
小麦は、昨年夏ロシアが干ばつを理由に輸出禁止を決めたことを切っ掛けに価格が上昇、オーストラリアの洪水も響きました。今年はロシアの生産が回復、夏に禁輸が解除され、価格も一時に比べ落ち着いています。小麦は国内で使用する9割近くを輸入に依存。売り渡し価格は、直近6ヶ月平均を元に4月と10月に改訂しています。(新聞報道より)

食料品の価格がじわじわと値が上がってきています。世界的な天候不順で値が下がることはないでしょう。資源高、食料品の価格の上昇、等々。お米も民間の在庫量が急激に減っているそうで、お米も値上がるのではないかと思われます。

日本国債また格下げ

米国の格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは24日、日本国債の格付けを21段階のうち上から3番目「Aa2」から、中国と同じ4番目の「Aa3」へ一段引き下げたと発表しました。同社による日本国債の格下げは約9年3ヶ月ぶり。格付けの見通しは「安定的」としました。国際金融市場に影響力のある欧米の大手格付け会社が東日本大震災後に日本国債を格下げするのは初めて。
同社は格下げの理由として、多額の財政赤字と政府債務の増加を挙げ、頻繁に首相が交代する政治の不安定さが経済・財政改革を妨げていると指摘。「震災と津波、福島原発事故が景気回復を遅らせ、デフレを悪化させた」と説明しました。
格下げ後も日本国債の信用力は問題ないとされる水準を維持しています。
財政難にあえぐ日米欧とは対照的に、成長著しい中国が「Aa3」、韓国が「A1」に格上げされるなど、国債の格付けでも新興国の躍進が目立ちます。
ムーディーズ・インベスターズ・サービスは5月末、震災後の景気低迷と財政悪化への懸念を理由に日本国債を格下げする方向で見直すと発表、3ヶ月程度で判断するとしていました。
日本国債をめぐっては、スタンダード・アンド・プアーズが1月に格下げを実施。(S&P)と米英系のフィッチ・レーティングは震災後、格付け見通しを「安定的」から将来格下げの可能性がある「ネガティブ」に相次いで引き下げました。(新聞報道より)

日本国債の信用力がまた落ちてきた。格付け会社はいい加減な会社だと言うことは認識した方がいいと思います。ただ、格付け会社の影響力は無視することは出来ないことも事実ですが。

日本の財務大臣は脳天気な発言をしている。この危機を認識していないのではないかと思わずにはいられない。国債市場は何かのきっかけで大暴落をする。その切っ掛けが何になるかは予想できないが、資源高になっているので、資金が国債から資源の方へシフトする可能性がある。そうなれば日本国債は、買い手が無くなり国債の金利を挙げて買って貰うことになるかもしれない。そうなれば国債の金利が上がれば、その支払いだけで、日本国は破綻することになる。

暑気払いを開催

日頃の疲れを取るために、狸ばやしで暑気払いを開催した。仕事の話、移動の話、女の話などとりとめもなく話をする。仕事の話では、8月から来た人について、私は一切聞いていない、突然の決まったのであろう。相談も何もない。今の体制で6名はいらないと前にも書いたが、6名はいらないと私は思うのだが、財政的にどうするのか、偉いさんが考えることなのでそこまで私は関知はしない。
先日、TO郷の理事が物流へ見学に来た。突然の見学である。今後、何らかの動きがあるかもしれない。二日酔いである。

2011年8月22日月曜日

やはり日本株式も安値で始まる

東証終値、今年最安値に迫る=5カ月ぶり8600円台


 週明け22日の東京株式市場は、世界経済の先行き不安や円高警戒感を背景に輸出関連株など幅広い銘柄が売られた。日経平均株価の終値は前週末比91円11銭安の8628円13銭と4営業日続落。東日本大震災直後の3月15日に付けた終値ベースの今年最安値(8605円15銭)までわずか23円弱に迫った。

 米国景気の二番底懸念や欧州の債務不安に加え、新興国経済に変調の兆しがうかがえることなどから、値下がりリスクの大きい株式を売却する動きが続いた。

 市場では、今週末に予定されるバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演で「世界連鎖株安に打開の糸口が見えるのではないか」(中堅証券)と期待する声が聞かれる。しかし、米国の追加金融緩和は一段の円高を招きかねず、「日本株にはかえってマイナス」(大手証券)と、相場反転に懐疑的な見方も少なくない。

 東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)の終値は8.85ポイント安の742.84と、2009年3月以来約2年5カ月ぶりに750ポイントを割り込んだ。(新聞報道より)

昨日書いたとおり、日本の市場も安値で始まった。どこまで、続くのか株の安値感は、投資家にとって見れば、売りに投じるだろう。最低限のリスク回避のためにそうするしかないのが現状である。
このまま、いけば底が見えない状況になるだろう。リスク回避のための解決策はないのだろうか。
個人的には無いに等しいと考えている。

2011年8月21日日曜日

世界的な株安に歯止めかからず

外為・株式:NY市場 ダウ続落、172ドル安


19日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、欧州債務危機に伴う金融システム不安などを背景に続落し、前日終値比172・93ドル安の1万817・65ドルで取引を終えた。ダウは400ドルを超える急落となった前日に続く大幅安。ナスダック総合指数も同38・59ポイント安の2341・84で取引を終了、4営業日続落した。同日は日本を含むアジアや欧州株式市場も全面安となっており、世界的な株安の連鎖に歯止めのかからない状態が続いている。

 19日のニューヨーク株式市場では米景気の先行き不安に加え、欧州の金融システム不安が米国に波及するとの懸念が浮上。シティグループが同4・3%安の26・77ドルまで値を下げたほか、JPモルガン・チェースも同2・4%安となった。

 ◇金も最高値更新

 一方、安全資産とされる金先物価格は大幅続伸、指標となる12月物は前日終値比30・2ドル高の1オンス=1852・2ドルと、前日に続き終値で過去最高値を付けた。
(新聞報道より)

米欧の株式市場の下落に歯止めがかからない状態になってきた。明日、日本の株式市場も開くが欧米の影響を受けて下落する事が予想される。いつまで下落するのか、先が見えない状態である。

養老先生のブログがあった

先日、東日本大震災への復興に対して、『復興への精神』をたまたま見ていたら、養老さんが寄稿していたので本を買ってしまった。養老さんは「精神の復興需要が起きる」というタイトルで書いている。日本は災害が多い国である、特に地震は何年かに1回は大きな地震が起きている。その度に「ご破算」を経験している民族であると言われている。
その本の中にブログがあるのが掲載されていたので、インターネットで検索すると養老さんのブログがあり早速お気に入りに登録しました。
猫の写真が数多く掲載されていて、少し太めの雌猫?で何ともいえない、顔をしている。その猫の動画がDVD版で販売されるという。

自動車の車検を受ける。

今の自動車を乗り始めて、早、7年が経過した。先日は次男が物損事故を起こし、修理をしたばかりである。次は、車検である。一応、9月29日までは乗れるのだが、1ヶ月前なら車検が受けられると言うことなので、9月になれば車検を受けることになる。走行距離は3.4万キロで馬でいうなら、3歳か4歳馬でエンジンの調子はすごくいい状態である。
この車は乗りつぶす予定である。何キロまで走れるかは分からないが、乗れるだけ乗ってみようかと考えている。その前に私があの世にいっていたりして。
車も週末に乗る程度で、乗る機会はあまりない。たまに墓参りや買い物で使う程度で車庫に飾っている状態である。なければ不便なので、乗っているだけのことである。

次に(仮に)買うとしたらプリウスかフィットである。プリウスのエンジンはいいと、Tさんは言っていた。ホンダのフィットは少し落ちるらしい。さすがトヨタだ、いいエンジンを作るなぁと感心してしまう。
ホンダの車も好きなのでフィットも魅力的である。プリウスの中古車はないのか、送迎の時に中古車センターなどを見てもプリウスの中古車は展示されていない。私が知らないだけなのかもしれないだけかもしれない。

子どもも免許を取ったので給料に余裕が出来れば、車は買うのではないかと思う。私はプリウスかフィットを買えと言っている。私はトヨタ、ホンダの回し者か。

世界同時株安再来か

19日付けの新聞に世界同時株安の記事が掲載されていた。日本、米国、欧州、アジアで株が急落している。

19日の東京株式市場は、世界的な株安再来への警戒が強まり、電機、金融など景気動向に敏感業種を中心に値下がりしました。日経平均株価の終値は前日比224円52銭安の8719円24銭と3日続落しました。
米国景気悪化や欧州の債務問題の深刻化を背景に、前日の欧米主要市場で株価が相次いで急落。東京市場では「米国の景気減速懸念が一段と高まった」と受け止められ、ほぼ全面安となりました。
午後2時過ぎに東北地方で強い地震が発生すると売り物がさらに増え、日経平均は一時236円29銭安の8707円47銭まで下げました。
東証一部銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は15.62ポイント安の751.69と、2009年3月16日以来の約2年5ヶ月ぶりの安値。出来高は20億4704万株。売買は代金は1兆3629億円でした。

NY株急反落 419㌦安

18日のニューヨークの株式市場は、世界景気の先行きに対する懸念が改めて広がる中で、投資家の心理が大きく冷え込み、全面安の展開となりました。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比419.63㌦安の10990.58㌦と大幅反落で終わりました、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同131.05ポイント安の380.43。
先週は乱高下の展開となった米株価は今週には入り、一進一退の小康状態が続いていましたが、景気不安が解消されない中、ダウは10日(519.83ドル安)以来、約1週間ぶりの大幅な下落となりました。アジア、欧州の株価も下げが目立ち、再び世界同時株安の様相を呈してきました。

アジア株

19日のアジア主要株式市場は、欧米株価の大幅下落を受けて幅広い銘柄が売られ、全面安となりました。
日本時間正後時点で、韓国ソウル市場の総合株価指数は前日終値比84.22ポイント(4.53%)安の1776.36に急落。台湾加権指数は同2.90%、香港ハンセン指数は同2.64%、シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数は同2.53%それぞれ下げています。

欧州も大幅に

週末の19日欧州株式市場の株価は、世界経済の減速や欧州の債務問題を巡る懸念を背景に大幅続落して始まりました。市場関係者は「投資家心理が再び弱気に傾いており、リスク回避の売りが強まっている」としています。
英国時間午前8時半(日本時間同日午後4時半)現在、ロンドン市場のFT100種平均株価指数は前日終値比1.13%安。ドイツ株式主要30銘柄指数(DAX)は1.34%安、フランスのCAC40種指数は3.77%安。

これだけ世界の株価が急落すると、世界全体に与える経済への影響は大き過ぎる。欧州で債務問題がパンクすれば世界同時恐慌へと突入する可能性が高くなる。ユーロ圏の中で唯一経済が順調なドイツも経済が伸びが鈍化(0.5%増の予想が0.1%しか伸びていない)して来ている。ドイツ経済がマイナスになればお手上げの状態になる。そうなればいつもまでPIIGS(ポルトガル・アイルランド・アイスランド・ギリシャ・スペイン)を支えきれなくなる。先行きが不透明な状態になりつつある。まさしく時限爆弾を抱えた状態である。いつかは、爆発する。

地震対策

新聞に地震対策という記事が出ていた。関西もいつ南海地震が起きるか分からない。その対応として、最小限の対策は必要だろうと思い転載させていただく、地震対策はしておかなければならない。ただ、福井県の原発が破壊されれば、それどころではない。とにかく放射能から逃げることしかない。どこに逃げようか。

被災した時に必要なものは、年齢、性別、体力、既往歴などによって変わります。我が家ならではの、オリジナルなものを用意しましょう。
高齢者、幼児、病人など災害弱者がいる場合、それに応じた用意をしなければなりません。メガネ、コンタクトレンズを使用している人は、予備のメガネを忘れずに。また、生理用品・おむつ・下着などは被災地で不足しがちになるので覚えておいて下さい。
持ち出し品は、緊急に持ち出す品と、揺れが収まってから長期避難のために持ち出す2次避難用品(備蓄など)に分けておくと便利だそうです。

1次持ち出し品で私が進めるのは、下記の用品です。

★飲料水(500㍉㍑)2本、★非常食(ゼリー状の食品、菓子類)3日分、★医療品(消毒液、三角巾、胃薬など)1週間分、★薬手帳(投薬履歴のわかるもの)、★簡易食器(家族分、プラスチック製)、★衣類(防寒着)、★懐中電灯、★携帯ラジオ・電池(スペアを含む)、★現金(数千円~2万円ぐらい、個人で判断)、★貴重品(身分証明書、預貯金通帳、保険証、印鑑)、★携帯電話用バッテリー充電器、手巻き式の充電器があればそれも持参)、★ろうそく、マッチ、ライター、★ロープ、★ビニールシート、★雨具、★ナイフ、はさみ、★タオル(大・小)、★洗面道具(旅行用でも可)、★ウエットティッシュ、★ビニール袋(大小3~4枚)、★筆記具(油性マジック、ボールペン)★コンパス、地図
これは当面必要なものです。背負って枕元な元などに置いておきます。

次に用意するものは、2次避難用品です。

★飲料水(1人1日3㍑が目安。飲用のみで3~4日分)、★非常食(3日間ぐらい困らないもの、火をとさなくても食べられる食品、レトルト食品、インスタント食品、クラッカー、缶詰等々)

これらは押し入れなどにまとめて用意をしておき、1週間分程度は用意をした方がいいようです。
時々の点検なども必要になってきます。最低でも年に2回程度は点検をしましょう。

我が家では、災害用の食品の備蓄は、今はとりあえずお米と缶詰を備蓄はしています。お米は劣化するので、古くなった米から食べるようにしています。

災害(地震)はいつ起こるか分かりません。避難所で支援物資が届くまでの間は、自己で用意をした方がいいと思います。コンビニで買おうとしても人が殺到するので、買うことは容易ではないと思います。

久しぶりにTさんと一杯

いつも送迎でお世話になっている、Tさんと関目駅の居酒屋で一杯やりました。彼も忙しいようで、時間が合わなくて、昨日になってしまいました。特にこれと行った話題は、無かったのですが、 仕事の話や、転職の話など話をすればそれなりに話題はあるものだと思いました。彼も36歳、結婚適齢期?はすでに過ぎているのになかなか結婚を決意しない。彼女は東京にいる、月に一度は仕事の関係で大阪に来る時に会っているそうである。早く身を固めて貰いたいと思っている。こればかりは、彼が決めることなので私がどうのこうの言う権利はないが、長い付き合いなのでそう思わずにはいられない。

障協就センターのOさんが木曜日は一緒のライン仕事であった。責任者の方が、座りながら書いているのは何を書いているのですかと、私に聞いてくるので、2010年度の日報を書いているのだと言う。他の人が一生懸命に作業しているのに、責任者がケースを書いているの少しおかしいのではないかと思う。何度も書いているが実習生さんも私に聞いてくるので、責任者に聞いたらとつれない返事をしてしまう。見た目も余り良くない。時間を決めて書いて貰うか、自宅でケースぐらいは書いたらと個人的には思う。私は自宅でケースは書いている。とOさんには言った。

将たるもの、人を引っ張る立場にある人が、あのありざまでは人はついてこないと、私は考えているので、あの様な醜態はしないように努めている。それが責任者たる責任者の姿勢ではないかと個人的には思っている。人は見ていないようで見ているものである。

円高で日本経済の不振が高まる可能性

週末の19日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、欧州の債務危機や米国の景気不安を材料に一時1㌦=75円95銭まで上昇し、戦後最高値を更新しました。その後、介入警戒感から午後5時時点で76円49銭~59銭と、前日同時刻比03銭の円高・ドル安水準まで小幅軟化しましたが、市場では円先高観が優勢。東日本大震災の後遺症が続く中でさらに上昇すれば、日本経済の不振が深まる恐れがあります。
金融・証券市場では、米国債が初めて最上級格付けを失った今月5日以降、リスクに対して敏感な状態が続いています。このため、日本の円に資金が集まりやすくなっています。
この日も、日本の財務省高官が米通信社とのインタビューで介入に消極姿勢を示したことが伝わると円買い、ドル売りが急速に進み、一気に75円台に突入しました。市場関係者の間では欧米の根深い経済問題を背景に「一段の円高余地」との見方が強まっています。(新聞報道より)

とうとう、円が75円台に突入してしまいました。日本経済も順風ではないのに、その円が買われるということは、いかに欧米の金融が深刻な状態であるかの裏返しである。日本企業は海外に生産をシフトを加速し、産業の空洞化が進むことになる。日本の雇用が失われ、不況がさらに深刻化する可能性が出てきた。
円高がどこまで進むかは分かりませんが、欧米の金融危機が解消されない限り、円高は進む構造になる。デフレもさらに進むことになる。海外から安い商品が日本になだれ込み、物の値段が下落するデフレが一層進むことになるのではないかと思う。

2011年8月19日金曜日

暑気払いの開催

夏真っ盛りである。S協の中も暑くてたまらない状態である。午前中に温度計と湿度計を見ると温度は30度をすでに超えている。湿度も60%以上である。スポットクーラーはあるが、そのある場所だけは涼しいがその場所から離れると、汗がにじみ出てくる。実習生もよくやっていると思う。彼らも暑いだろう、水分補給は欠かさずさせなければ熱中症になる。

8月も残りわずかになってきた。1日は長いが年月の経過は早いと思うようになってきた。そんな中、有志3名で暑気払いを8月25日(木)に開催する。この暑さを吹っ飛ばすために、よく冷えたビールを喉に流し込む。どんな話で盛り上がるやら、仕事の話か、移動の話か、今の人の配置か、どれかであろう。今の体制で6名はいらないと自分自身も感じている。6名もいれば仕事は楽であるが、しかし、財政がついてこなければ赤字経営では、話にならない。

先日、I氏からこのような話を聞かされた。3法人を一つにまとめるという話である。3つある法人を合併すると、H先生は考えているようである。法人が大きくなることは、いいことである。小さな法人では、これからは生き抜いていくことは難しい社会になる事は予想できる。大きな法人なら、何とか生き抜いていけるのではないかと思う。ただ、TO郷の管轄は大阪市菅である。合併になれば大阪府菅なるので、大阪市が抵抗するのではないかと思われる。H先生はどのような手を使い大阪市を納得させるか、手腕の見せ所である。ただ、TO郷も権力闘争が激しいので、その渦中に入るとなると、嫌でもその権力闘争に巻き込まれてしまう。
H先生も年齢も年齢だけに、早く合併を成し遂げて引退したいのではないかと思う。引退よりも顧問として残るのではないかと私は見ている。その方が、まだ、権力闘争の押さえが効くはずだからである。
障協就センターも体制も今後どのようにするのかも見えてこない。KTさんは一応残るはずだと私は見ている。新しく来た人と二人三脚で運営していくのではないかと思う、と思うだけだが。私はどこに行くのか、干されてしまうのか。どこかの隙間でもいいから入れるところを、見つけなければならない。トホホ…である。
と、このような予想をしてしまった。いずれは答えが出るはずだと思う。それまでは、今の仕事を続けるしかない。干されないためにも。

宗右衛門町の柳さんが韓国の釜山に里帰りするとメールが入る。久しぶりの里帰りではないかと思う。一応、ゆっくり休養して下さいと、返事を打った。釜山も一度行ったことがあるが、魚が豊富で上手くて安い。マッコリーを飲みながら貝や魚をいただいた。また、韓国にも行きたくなってきた、その前にベトナムにも行かなくてはならないが。旅行はいい、自分で計画を作り、行動する。嫌ならホテルで寝ている。パックツァーは忙しいので参加はしない。カンボジアもまた行きたい、アンコールワットをもう一度見てみたいと思う。素晴らしい寺院である。
世界は広い、この狭い日本でいるよりも、外から日本を見るのも違った意味で日本を見ることが出来る。暇と金がほしい。贅沢な思いか。

中国国内の実態

先日、浅川隆さんの「2012年中国崩壊、2014年日本沈没」の本を読んだ。その中にマスコミでは報道されないことが記載されてあったので、紹介したいと思います。

今、中国は「インフレ」の脅威にさらされています。消費者物価指数が6.4%とかなり高めの水準で、目標としていた4%を大きく上回り、食料品の価格が高騰しているという。2011年6月期も14.4%と上昇しています。給料が伸び悩む中で食料品の高騰は庶民にとっては死活問題になっている。

中国当局の発表によれば、中国では過去最高の貨幣通貨発行量が毎年18%増加しており、大量の通貨の発行でインフレを招くのは当たり前です。インフレを抑えるのは人民元の大幅な切り上げをすれば、輸出が失速し景気が後退します。中国はインフレを抑えたるために、金利上昇と通貨高をしたくても出来ないジレンマに陥っています。

中国産の食料品は口にするな

中国では以下のようなブラックジョークが人々の間で飛び交っている。

「中国の農民が、その年の畑の収穫を上げよと思い立ち、春に新しい種を買ってきて畑を耕したが、だが、秋になっても収穫はゼロだった。種が偽物だったのだ。絶望したその農民は、農薬を飲んで自殺しようとした。だが、死ねなかった。農薬も偽物だった。農民が住んでいる村の人たちは『死ぬことはない』と彼を励まそうと村を挙げて宴会を開き、そこで、餃子が振る舞われた。農民は生きる勇気を取り戻し、餃子を口にした。すると、農民は死んでしまった…」
中国という国を表現するのにぴったりな表現だと思ってしまった。パクリ、偽物、何でもありの社会である。

中国から各国が輸入した製品や商品に多大な被害が被っています。
2007年にはアメリカでは中国産の原料を使ったペットフードを食べた犬や猫が数百匹死亡する事件が発生。小麦の中に「メラニン」を混ぜてタンパク質の数値を高めるという偽装を行っていたのだ。
また、パナマで中国産の歯磨き粉から致死量の毒性物質ジエチレングリコールが含まれていたことが判明し自主回収をしました。さらに、咳止め薬に含まれていた中国製の有毒原料が原因で365人が死亡している。中国政府は責任はパナマ政府にあるという、何とも、あきれてものが言えない中国の姿勢である。中国産の食料品は絶対に口にすべきではないと思います。他にあるが割愛する。

公害・環境破壊国家中国

河南省にある黄孟営村は、中国では知らぬものがいない。不名誉な「ガンの村」として日本でも有名になった。中国七大河川の一つ准河の支流の一つのほとりににある。人口2000名ほどの小さな農村だ。注目を集めたのは、異常なほどの不健康さだ。何と村人の死因の50%以上がガンだったのだ。適齢期の夫婦の出産に関わる異常(不妊や流産、死産、新生児の死亡、障害児の出産など)の割合は半数を超える。軍隊の体格検査に合格した健常者は過去10年間一人もいない。

この村の上流には、中国最大の化学調味料企業の工場があり、その排水が川に流されている。また、紡績、皮革、製紙、染色などの大小の工場も、排水を川に垂れ流している。村人は汚染されて川の水はもちろん井戸水すらも飲料に適していなく、通常よりも深い井戸からの水を飲料に使用しているという。これは、中国のほんの一例に過ぎない、中国各地では、深刻な公害・環境破壊が進行中である。このまま、放置すれば中国は公害・環境破壊天国になる。

介護者の会に参加

8/17日に介護者の会に出席しました。私は介護を必要とする人は今のところいませんが、どういう分けか介護者の会に出ています。介護者の会といっても任意の集まりなので、嫌なら行かなくてもいいのですが、I氏からお誘いなので、ついつい行ってもしまう。
参加者は7名で介護の大変さを話していました。介護者の会は介護の大変さを語るというよりも、要するに飲み会の一種のような物で、話の後は酒を飲み介護とは関係のない話に花が咲きました。
でも、介護は大変だなぁと話を聞いていて分かります。どこかでガス抜きをしないとやってられないので、介護者の会でガス抜きをしているような、ものだと思います。
その後は、カラオケで再度ガス抜きをして終了です。今度はいつやるのだろう。

2011年8月14日日曜日

米で異常気象続発

米国では、竜巻や大洪水に伴う住宅の冠水、夏場の猛暑。等々と米国の広い地域で異常気象が観測されています。各地では甚大な人的・物的被害が出ているほか、異常高温により米国の穀物地帯で収穫が減少している。
こうした猛暑により、トウモロコシ、大豆の需要が逼迫感が一層高まっています。米農務省はトウモロコシの単位面積当たりの収穫を下方修正し、市場では品薄感から相場が高止まりする可能性があると指摘されています。

食糧輸出国である米国の農産物の収穫が予想よりも下方修正されれば、食糧の値段がさらに上がる事になります。米国以外の国でも異常気象のために農産物の収穫が予定よりも収穫量が減るというニュースも報道されています。日本は農産物の輸入国であるだけに、値段が今以上に上がることは覚悟しなければなならないでしょう。

日本では米の収穫は101という収穫であると書いてありました。とりあえず、米は需要を満たすだけの収穫は見込めそうだということであるが、東北地方の米の収穫はどうなるのか、放射能に汚染されていれば、出荷は出来ない。101の数字をどこまで信じていいのか、分かりません。しっかりとした検査をお願いしたいものです。

中国の貧富の差は尋常ではない

大紀元日本社のニュースの中で、中国の貧富の記事が掲載されていた。(以下引用させていただきます)

2002年から7年間、中国大陸で貧困者支援のボランティアを続けていた唐米豌さん(※)は、語り切れないほどの現実を目の当たりにしてきた。その生活状況はマレーシアでは絶対にありえず、人々の極貧の度合いは想像の限度を超えていたという。


 2011年6月、マレーシアで「新紀元」誌の取材を受けた唐さんは、現代的な都市で豊かな生活を送っていた彼女にとって、中国での貧困者支援において日常的に起きる出来事はみな、そのまま続けていけるかどうかの試練の連続であった、と語った。

 農村部の「大自然トイレ」

 山西省襄汾県城の北西25キロのところに、襄陵鎮という町がある。その地域は比較的水と土壌に恵まれていることから、「金襄陵」と呼ばれており、人々の生活はそれほど貧しくない。しかし、そこにも、水道もなく電気もない極貧村があり、トイレが難題となっている。

 それらの村では、ボロ屋であろうと新築の家であろうと、トイレがない。皆、家の裏の地面に大きな穴を掘り、穴の両側にレンガを一つずつ置く。「大自然のトイレ」だ。老若男女誰でもそこで用を足し、裏庭に人が入ってくると一目瞭然である。

 私は村の売店で傘を2本買ってきた。値段は結構高かった。なぜなら、彼らはほとんど傘を使わないからだ。トイレのときに、前に一本、後ろに一本差すのだ。すると、30分も経たないうちに、村中にうわさが広まった。「マレーシアから来たあの女性は、トイレのときに傘を差しているよ」

 中国の農村では、ほぼ毎日このような光景に出くわす。ある家のおばさんが用を足しているのに、隣の家のおじさんがお椀を手にご飯を食べながらこのおばさんと話をしている。これは極普通のことで、受け入れられないと思うのは私だけで、村人は私のほうが頭がおかしいと思っていたようだ。

 2006年、私は四川省涼山州越西県大屯郷高橋村付近のハンセン病患者が集まる村を訪れた。彼らの主食はトウモロコシ。私は江西省の山村で半年以上トウモロコシを食べていたので、トウモロコシが怖くなっていた。

 山西省にいた時の私の食事は、朝・昼・晩とも、ゆでトウモロコシが1本ずつであった。このような日々が5か月続いた。自分もトウモロコシになったような気がした。顔が黄ばんで、一つひとつの粒になったようだった。しかし、村人たちは先祖代々これを食べているので文句の一つもなかった。そこでは、多くの生徒が家が貧しくて、一日の食糧はトウモロコシ1本だった。彼らに比べると私は幸せだ。一日に3本も食べられたのだから。

 トウモロコシに拒絶反応が出ていた私は、四川省のハンセン病村では村長に相談し、トウモロコシを豚の餌であるサツマイモと物々交換した。腐った部分を切り落として食べるのだ。すると、30分も経たないうちに、村中にまたうわさが広まった。「マレーシアから来たあの女は精神異常者だよ。しかも重症だ。トウモロコシを食べないで、豚の餌のサツマイモを食べるんだ」という。

 村民たちが私のボランティア活動に非常に感謝しているのは確かだ。彼らは塩と物々交換するために鶏の卵を私にくれた。そして誰もが一言付け加えるのであった。「卵を食べ終わったら、卵の殻を返してください」と。私はそのとき、彼らは花や草を植えるために肥料に使うのだろうと思った。でも、実際は違っていた。彼らは卵の殻を細かく砕いて、沸騰したお湯に入れて、砂糖水として飲んでいるのだ。ここまで貧しいのである。

  ナプキンもなく、下着もない

 江西省、貴州および広西省の貧困地域で、私は困っていた。
 村に着いて数日して、生理がきた。使い終わったナプキンを家の側のゴミ箱に捨てた。すると、毎朝、そのゴミ箱をあさる子どもたちが現れた。母親に、唐先生のところに何か宝物があるか探しておいで、と言われたそうだ。最初の数日間は、彼らは使い捨てのパンツを拾って、洗ってから乾かしていた。母親たちがこれを再び穿くのである。その後、捨てられたナプキンを奪い合うまでになった。

 最初の頃は、なぜ、汚いナプキンを争奪するのか理解できなかった。後に、村を一回りしてみて、数軒の家の前で漂白されたナプキンが干されているのを発見した。村の女性は10代から30代までにしか生理が来ない。長期的な栄養不良に加えて、衛生環境が非常に悪いため、女性は30代前半で生理が終わってしまう。だから、彼女たちの外見は都市の女性より老けている。

 私は当時すでに50歳だったが、それでも生理があり、村人から妖怪だと思われた。村の女たちは繰り返し漂白したナプキンを使っていた。長期にわたってこのようにしていたので、彼女たちは皆婦人病を患っていた。

 村の元気な者はほとんどが出稼ぎに行っており、残されたのはほとんど老人と子どもたちだ。彼らは皆パンツを穿かないのに気づいた。そのわけを聞いてみたら、「先生は本当に頭が悪い。私たちは貧しくてご飯も満足に食べられず、毎日1本のトウモロコシしかないのに、パンツなんかあるわけがない」という答えが返ってきた。後に、私は香港とマカオのボランティア組織や福祉団体に連絡して、ナプキンとパンツの提供を依頼した。状況を伝えられた相手は不思議がった。そんなものを要求するのは私が初めてだったようだ。後に私は中国に行くたびに、ナプキンとパンツをたくさん持ち込んだ。

 日が経つにつれて、新たな発見があった。村の人たちの多くは服を洗わない。ワンシーズン、3~4か月間着ても、一度も洗わない。シャワーも浴びない。夏には1回ぐらいは体を洗うようだが、真冬は大晦日にしか体を洗わない。体がとても臭いが、村中の人が皆そうなので、臭いと思わないようだ。

 しかも、よく夏には冬の服を、冬には夏の服を着るのである。香港やマカオから送られてくる服は、季節の変わり目に寄付されたものばかりである。夏には冬の服が、冬には夏の服が寄付される。極貧地区の現地政府から配給があれば、村民たちはその場で新しい服に着替えるのである。
 私は素朴な質問をした。「なぜ、その服を取っておいて、来年の夏に着ないの」「そんなこと言ってられると思う?」彼らの家には他に服がないのだ。

 シラミ駆除と練り歯磨き事件

 中国での生活の中で、最も怖かったのは何かと聞かれた。飢えに耐えるのはもちろん怖くない。7年間で、お腹いっぱいになったことはほとんどなかったからだ。最も怖いのはシラミだ。村人全員、体中シラミだらけだ。私は潔癖症ではないが、シラミには怖くて体が震えるほどである。英語クラスをスタートするときに、私はうわさを流した。授業を受けたい人は、授業料はいらないけれど、条件が一つある。つまり、「私に頭を洗わせてください。シラミを駆除します」ということだ。英語を勉強するために、70~80人のこどもたちが並んで頭を洗ってもらうのを待っていた。私は老後のための貯金を切り崩してガソリンや、タオル、石鹸をたんさん買ってきた。ガソリンで濡らしたタオルで髪の毛を包み込んで、翌日洗い落とす。

 また、子どもたちに衛生の習慣をつけるために、私は一人に1本ずつ練り歯磨きを配った。江西省での体験だった。200世帯以上に配り終え、くたくただった。宿舎に戻って休む間もなく、子どもたちがドアを叩いた。「先生、先生、大変だ」と叫んでいた。皆が嘔吐して、口から白い泡を噴いていた。彼らは練り歯磨きをおやつとして食べてしまったのだ。現地では、豚の毛と塩で歯を磨くのであり、しかも塩を節約するために、毎日磨くわけではない。だれもが練り歯磨きを見たことがなかったのだ。

 中国でのこの7年間の実体験を振り返って、私は命の尊さを真に理解できた。そして、以前の自分がどれほど贅沢で、いかに無駄遣いをしていたかを思い知らされた。

 人は私利私欲のために争ったり傷だらけになったりして、時には手段を選ばない。今になって、私は初めて、人生とはとても単純なものだとわかった。つまり、おしゃれかどうか、ご飯を満足に食べられるかどうかは問題ではない。大切なのは、ひたすら善の行いを続け、正々堂々と生きていくこと、そして、心から喜んで人助けをすることだ。

ボランティアの体験を本にまとめて出版した唐米豌さん

(※)唐米豌さん
 本名:陳美芬、1956年マレーシア生まれ 。長年、新聞記者を務め、後に引退してボランティア活動に励んでいる。中国のガン村での7年間のボランティア活動を2冊の本にまとめて、2010年に出版した。以来、中国政府のブラックリストに載せられて、入国禁止となった。また、講演などで中国の現状を積極的に訴えており、「自分は普通の中年女性であり、できることは限られている。しかも、まだよく行えていない。本を通して、国際社会の共感を呼び、善意的な行いを広げていきたい」という。

という内容のレポートである。中国の村社会の状況はこのような状態で生活をしているのには驚愕させられたというか、信じられない。今、中国は世界でGDP(国内総生産)は世界第2の経済大国である。日本では考えられない状態が、今の中国の田舎では普通に生活を送っている。中国は恥部のところは、世界に報道しようとはしない体質がある。これで、経済大国といえるのだろうか、3流以下の国ではないか、豊かな人は信じられない贅沢をしている。中国は1党独裁の国である、民主主義はないに等しい国なので貧しい人はより貧しい生活を送らなければならないようになっている。
よくこの国が体制として保っていられるなぁと思わずにはいられない。いつかは、崩壊の危機に直面するのではないかと思わずにはいられない。




ソマリアでコレラ拡大

世界保健機構(WHO)は12日、干ばつによる深刻な食糧不足に見舞われている東アフリカのソマリアで、コレラ感染が広がっていることが明らかになりました。衛生状態の悪化が原因と言います。今年に入り首都モガディシオでは181人がコレラの疑いで死亡したといいます。
モガディシオの病院で今年1月以降、コレラ感染の疑いのある急性の下痢と診断された患者は死者を含めて4272人、世界保健機構(WHO)は「感染者は昨年より2から3倍多く、コレラ感染者が蔓延している」と説明しています。
感染の原因は汚染された水を介して広がったと見られ、患者の7割以上が体力のない5歳以下の子どもたちといいます。医療サービスの不足に加え、飢饉発生で感染者が拡大する恐れがあり、食糧援助とともに衛生対策も課題になっています。(新聞報道より)

ソマリアは最悪の飢饉とコレラの蔓延で罪のない子どもたちが、犠牲になっています。世界からの食糧支援は予定の半分程度しか届いていないという状態で、コレラの発生で医療の支援も必要になってきました。
長期間の内戦で国内が無政府状態のソマリアでは、国際社会の後押しで暫定連邦政府が成立していますが、それに敵対する勢力があり連邦政府が機能していない状態です。早急な食糧支援と医療支援が緊急に求められています。

2011年8月13日土曜日

昨夜は午前様でした

久しぶりの宗右衛門町へ、I氏とともに行きました。店は最初は私たち2名だったのですが、その後は3名の方が来られ、店はちょっとした賑わいでした。I氏もお母さんが泊まりのなので、ゆっくり飲む事が出来たようである。時計を見れば最終電車まで余り時間がないので、早々に店をあとにする。
5ヶ月ぶりですねと、柳さんに言われた。そう毎月行ける店ではない、安月給の身であるので、ボーナス時ぐらいしか行けない。不景気で店を閉じているところも多いと言っていた。世間は不景気である。まだボーナスが出るだけ良しとするしかないと、思うしかない。小遣いに余裕が出来れば、また行くことにする。いつになるか分からないが、少し小遣いを節約して行くことにする。

I氏の話では、H先生が私とゆっくり話をしたいと言っていた。前回会った時、時間がきたら早々に帰っていると皮肉を言われてしまう。しかし、やることはきっちりやっていると自分では思っている。それは、日報や月報などは期日までには提出している。今の責任者のように時間中に書くことは、自分はしたくない、利用者の方も批判しているのを聞いているので、仕事中は現場で実習生と一緒に仕事をしている。このブログでも書いているが、休みの日に必要な日報や月報は書いているので、H先生と話をする機会があればその様に言うつもりである。肝心の話の中身がどのような話になるのか想像にしがたい、今のS協に残れと言うのか、それとも違う事業を立ち上げろと言うのか分からない。
今は、6名の職員体制である、これでは、財政が持たないのは誰の目にも明らかである。何故、新しく非常勤を入れたのか、その意味がいまだにつかみ切れていない。まぁ、話をする機会が近々あれば、新職員を入れたことを含めていろいろな話をするつもりである。

2011年8月12日金曜日

1週間分の日報も書き

今日は、1週間分の日報をPCに書き終えた。たまれば書くのが大変なので、出来る限り溜めないようにしている。仕事中は書けないので休みの日に書くことになる。その後はブログを書いていると15時過ぎになり、タナカ整骨院へ通院するために光善寺まで出かける。左膝が少し痛みがあるので、強い目に整骨をしていた、特に痛いと言った覚えはないのだが、膝を強く治療をしてくれた。少し張りがあったので、これで少しは楽になるかもしれない。

長男は西成の施設が職員を募集しているというので、I氏の所へ行き説明を受けに行く。来週には一度施設見学をすることになったそうである。うまくいけば就職までこじつけてもらえれば、言うことはないのだが、こればかりは相手が決めることなので、下駄を預けるしかない。ただ、採用委員の人はI氏とは面識があるので、それを期待するしかない。

夜は久しぶりにI氏と宗右衛門町へ飲みに行く、ボーナス時ぐらいしか行けないので、ゆっくり柳さんと洋酒でも飲みたいと思っている。

iPS細胞の特許が米国で取得

京大iPS、米で特許 世界の研究環境整う


米国での特許成立を受けて、会見する京都大の山中伸弥教授=右=と松本紘総長(11日午後3時半、京都市左京区・京都大) 京都大は11日、山中伸弥教授が世界に先駆けて作製したiPS(人工多能性幹)細胞について、細胞の作製に関する基本特許が米国で成立したと発表した。日本と欧州ではすでに京大の特許が成立、最大市場規模の米国でも営利優先の民間機関ではなく公的機関である京大の特許が認められたことで、iPS細胞の実用化に向けた研究が広くオープンに行われる環境が世界で整ったといえそうだ。

 特許として成立したのは、山中教授が見つけた細胞初期化に関する四つの遺伝子(山中4因子)のうち、特定の三つまたは二つを用いてiPS細胞を作製する技術。5日付で成立し、今後1~3カ月で登録される見通し。

 iPS細胞の特許をめぐっては、米国では昨年末までに京大以外にも四つのグループが出願していた。このうち、内容の一部が重複する医療ベンチャーのアイピエリアン社は係争を避けるため今年1月に権利を京大に譲渡、残りのグループと激しい争いが続いていた。

 山中教授は「論文を書く苦労とは比べものにならないくらい金と時間がかかったが、ほっとしている。世界中の研究者と協力し、技術を臨床の現場に届けたい」と話している。(京都新聞)


米国でiPS細胞の特許が確立したことの意義は大きいと思う。医療技術の最先端は、何といっても米国であり、米国の大学でも再生医療の研究は、日本と比べものにならないほど、人、金、技術、を寄せ集めいる。米国での特許が確立したことにより、日本の再生医療が世界一歩をリードすることになる。
まだ、実用化には時間がかかるが、これが実用化されれば、難病と言われる病気が治癒することになる。脊髄損傷者はこれの実用化を今か今かと待っているというニュースを読んだ覚えがある。車いすから自分の足で歩くことが夢ではなくなったのである。
また、他の臓器なども自分の細胞から作ることも出来るので、免疫抑制剤を服用することもなくなる。まさに夢のような、細胞である。
世界中の再生医療の頭脳を集めれば、実用化は早まるのではないかと期待したい。日本という枠にとらわれることなく、米国や欧州などの大学や製薬会社などとも協力して、実用化して貰いたいと願う。

海底に眠るレア・アース

電気自動車や薄型テレビをはじめとした、ハイテク製品を作るのに欠かせないレア・アースが、深海底に大量に眠っていることを東京大学などの研究チームが発見しました。名前の通り、地上にはまれにしか存在しないはずの元素群が、なぜ深海底に集まっているのか。深海底にそびえる海底火山山脈と関係があるらしいことが分かりました。

発見したのは、東大大学院工学系研究科の加藤准教授たちです。東大海洋研究所が1968年から84年に掛けて太平洋の各地27ヶ所の深海底で採取した柱状の堆積物に含まれる元素の種類と濃度を調べました。海底からの深さ1㍍置きに取り出した、全部で456個の試料を分析した結果、太平洋の広い地域の深海底堆積物中にレア・アースが高濃度で分布している様子が浮かび上がってきたといいます。
海洋研が採取した柱状堆積物は海底からの深さが10㍍以下です。より深いの堆積物を調べる必要がある。加藤さんたちは、日本を含む多くの国が参加して1969年から2002年まで行われた「深海掘削計画/国際掘削計画」で採取した深海底堆積物に注目しました。海底からの深さ50㍍ぐらいまでの堆積物がそろっています。

タヒチ島周辺

加藤さんたちは、保管先の米テキサスA&M大学に出向き、太平洋の各地51ヶ所で採取された柱状堆積物を選び出し、その中から、海底からの深さ1㍍置きに取り出した、全部で1581の試料を持ち帰り、分析しました。その結果、仏領タヒチ島周辺の南東太平洋と、ハワイ諸島の東西に広がる中央太平洋の、二つの領域の深海底堆積物にレア・アースが特に集まっていることが明らかになりました。
南東太平洋の深海底堆積物の濃度はレア・アース全体で1000~2230ppm、重度希土類は200~4300ppm。中央太平洋は、それぞれ400~1000ppmと、70~180ppmでした。従来、世界でもっとも重要なレア・アース鉱床とされている中国南部の「イオン吸着型鉱床」に匹敵、重希土類に限れば約2倍に相当します。
何故これほど高い濃度で存在するのか。加藤さんは深海底堆積物中にあるレア・アースの分布を見ていて、あることに築きました、深海の海水に含まれるヘリウム同位体の濃度分布と一致していたのです。
深海の海水に含まれるヘリウム3の起源は、太平洋の深海底のそびえる海底火山山脈などから放出される熱水です。熱水に含まれる何らかの物質がレア・アースの濃集にに関わっているのではないかと考えた加藤さんは、深海底堆積物の分析で得られたデータを解析しました。その結果、2種類の物質が浮かび上がったといいます。
鉄質懸濁物質とフィリップサイトです。鉄質懸濁物質は、海底火山山脈から熱水とともに吹き出してくる物質の一つです。フィリップサイトは、マグマが海水で急速に冷やされたときに出来るガラスが変質した物質です。どちらもレア・アースを吸着する性質がることから、熱水とともに海水中に漂いながらレア・アースを吸着し、ゆっくりと深海底に沈殿したと考えられます。

コロンブスの卵

レア・アースの濃度がもっとも高かったのは、東太平洋海膨から約2000㎞離れたところで、それよりも近い範囲では余り高くありませんでした。鉄質懸濁物質やフィリップサイト以外の物質が多く、しかも急速に堆積するため、相対的に濃度が低くなっていると見られます。
加藤さんは「深海底の堆積物を調べた過去の研究報告を見ると、レア・アースが豊富に存在する事が示唆されていた」誰も注目していなかったので気づかなかっただけで、〝コロンブスの卵〟、のようなものとも言える。しかし、確かな証拠をつかむために2000以上の試料を調べる労力は並大抵ではなかった」と話しています。

4平方キロに日本の1年分

レア・アースは、周期律表で57番のランタンから71番のルテチウムまでの15元素の総称です。21番のスカンジウムや39番のイットリウムを含める場合があります。59番のプロメチウムは自然界に存在していません。64番のガドリニウムから74番のルテチウムまでの8元素を重希土類と呼びます。
独特の光学特性や磁気的特性を持つため、先端産業を支える重要な資源となっており、特に希土類の需要が近年急速に高まっています。現在、中国が、世界で必要とする量の97%を生産しています。
太平洋の深海底に眠るレア・アースの量は、加藤さんの試算によると南東太平洋と中央太平洋の二つの海域を合わせるだけで陸上の埋蔵量の約1000倍、南東太平洋の深海底を4平方キロの範囲で、深さ10㍍掘り出すだけで、日本で必要とされる量の1~2年分を賄えるといいます。
レア・アースを豊富に含む深海底堆積物が存在する海域は、一部を除いて公海上ですが、加藤さんによれば、手続きを踏めば鉱区として獲得することは可能、水深3000㍍~6000㍍の所に存在する採掘上の難点も、現在の技術を駆使すれば克服できると、加藤さんは見ています。
薄い酸性水溶液で簡単に抽出できることができ、ウランやトリウムなどの放射性物質を含まないことも利点だといいます。(新聞報道より)

日本人の学者は本当に粘り強い存在ですね。太平洋の各海域を細かく調査し、レア・アースの存在を調査するという、日本人でないと出来ないことだと感心してしまいます。これが実用化されれば、中国からの輸入に限らなくても、必要なレア・アースが手に入るという、中国資源覇権を阻止することが出来ると思います。

首都圏で土壌放射能汚染(高濃度)地点が混在

首都圏で放射能による汚染が混在していることが、市民団体の調査で判明した。

「放射能プロジェクト」が8日、首都圏などの132ヶ所で土壌の放射能の検査を行った結果を国会内で発表しました。
この活動は市民が5月中旬からインターネットで呼びかけたものです。回収した土を民間の専門検査機関に依頼して精密測定をしました。茨城、埼玉、千葉、各県や東京都東部地域の植え込みや庭で土壌、1㎏中のセシウム134、セシウム137の合計で500ベクレルから7000ベクレル以上という高濃度の土壌汚染が多数あることが明らかになりました。
埼玉県では1万4140ベクレルという地点もありました。
同プロジェクト事務局の平野さんは「首都県全体で、汚染がひどい場所とそうでない場所が混在している」と指摘。都内でも高汚染の砂が道路の脇に積もって6万ベクレルという局所的な地点があることなど報告しました。
同席した紀藤弁護士は「この検査結果をもとに、国、自治体に対して、詳細な土壌調査をすること、除染など住民の放射能による健康被害から守るように要望したい」と述べました。
会見に参加した横浜の母親は「どこがどれだけ汚染されているのか分からないので、子どもを遊ばせていいのか不安です国や自治体は正確な調査を市安全対策をしっかりやって欲しい」と話しました。(新聞報道より)

やはり、首都圏でも放射能の汚染が始まっている事が、今回の調査で判明した。心配したことが現実になってしまった。東電や国、自治体は早急に放射能の検査を総力を挙げて、調査をしないと、子どもたちが受けなくても言い放射能を知らないままに受けることになる。福島原発からの放射能の放出をすぐに止めないと首都圏はさらなる放射能汚染に晒されることになる。
やはり、東京へはしばらくは行かない方がいいようである。まぁ、行く用事もないので行くことはないが。

米国、4500万人が空腹とたたかう

米政府の「フードスタンプ」と呼ばれる低所得者向けの食糧購入補助制度の受給者が、5月現在で約4570万人に達したことが6日までに、農務省の調べで分かりました。米国民の約15%が空腹とたたかっている事になります。、失業率の高止まりなど長引く不況の影響を反映した形です。
フードスタンプは生活困窮者の食糧購入を補助する制度で、同省によると1世帯4人家族の場合、月額総所得が2389ドル(約18万7000円)を超えない事が受給条件となります。今年5月の受給者は前年比約12%(500万人)増となりました。
南部アラバマ州では前年より2倍以上増え、176万人が受給。同州は4月に竜巻による深刻な被害を受けています。カリフォルニアやニューヨーク、フロリダ州では受給者は300万人以上に上がります。
受給者は2008年に2800万人を突破し、10年度は4000万人台に乗りました。労働省が5日発表した7月の雇用統計によると、米国の失業率は9.1%。(新聞報道より)

米国の人口は、約3億人である。フードスタンプを受給している人が1/4になる、米国の不況がすごいか数字に現れている。今後も増える傾向になるのではないかと思う。仮に、日本でフードスタンプの受給者を考えると、人口は1.2億人、1/4の人が日本版フードスタンプを受給するとなると、3千万人になる。米国はいかに深刻な状況である事が分かるというものである。
米国ではホームレスも増える傾向だという。失業して家のローンを払えず、家を差し押さえられそのままホームレスになると言う。シェルターもあるそうだが、満員ではいれる状況ではないそうである。大人はともかく子どもの場合は、事態は深刻である、州政府は学費援助を実施しているという、その負担が州政府の財政を圧迫しているという。

ベトナム枯れ葉剤50年-3

6月19日、ダナン空港で残留ダイオキシンの除染作業が始まりました。ベトナム政府と米国国際開発局の共同事業です。基準は300~400倍に達するダイオキシンを高熱で分解する計画。現在は本格的作業の準備のために不発弾、地雷の除去作業行われています。
ベトナム側責任者を務めるレ・ケ・ソン天然資源環境省環境行政局長は、「2014年までに完了させたい。米国はダナンの作業3400万ドルを出す予定だが、他の汚染地域の除染作業を考えれば、全く足りない」と話します。

米政府は枯れ葉剤被害者への補償には応じていません。ダナン市の障害者支援への協力も「障害の原因に関係なく行っている」(米国務省東アジア・太平洋局)としており、被害者への補償ではないとの立場です。
ベトナム外務省は米州局のレ・チーズン副局長は「1995年の国交正常化の際にベトナム側は、米国の枯れ葉剤被害者の克服を支援する責任があると提起した。ダイオキシン除染への支援には感謝するが、必要な支援はもっと多い」と強調します。
「ベトナム枯れ葉剤被害者の会」のグエン・バン・リン会長も「被害者は不満を抱いている。わずかな支援しかない米政府は被害者の苦しみに関心がないのだ、と受け止めている」と言います。

2004年1月、ベトナム人被害者が、枯れ葉剤を製造したモンサント社、ダウ・ケミカル社に対して補償を求める訴訟を米ニューヨーク州で起こしました。09年3月に米連邦最高裁は、製薬会社の責任や、枯れ葉剤と健康被害の関係を認めない下級審を支持。補償は実現しませんでした。
原告代理人だったベトナム弁護士協会のルー・バン・ダット元会長は、「我々は敗訴しなかった」と言います。
「提訴の後、被害者は米議会の公聴会に招かれた。米政府と議会を動かし、ダイオキシン除染への援助などの支援に結びつけた。米国の民間団体が次々に支援に乗り出し、国際社会の関心も高まった。米国の司法は前進しなかったが、行政と立法は大きく変わった」
昨年10月、ハノイを訪問したクリントン米国務長官は、ファム・ザー・キエム外相との会談で、米政府には枯れ葉剤被害者に対する責任があることを認める発言をしたと言います。
労働・傷病軍人・社会事業省で枯れ葉剤被害者支援を担当するタ・バン・ティエウ国家有功者局副局長は、ベトナム戦争に参戦し多くの友人を失いました。枯れ葉剤被害者に苦しむ友人もいます。
「米政府は責任を回避している。私のような元兵士は怒りを消せないでいる。世代が変わっても、枯れ葉剤被害者の実態を知れば、その怒りは無くならないだろう。(新聞報道より)

ベトナムの撒かれた枯れ葉剤は、第2世代、第3世代と引き継がれています。枯れ葉剤の被害がいつ収束するかわからない。米国は速やかに枯れ葉剤被害者への補償を早急にすべきである。米国人の枯れ葉剤を浴びた被害者には補償をしているではないか。猛毒のダイオキシンを大量に散布し、それで、責任はないというのは泥棒が泥棒に会うのと同じではないか。ダイオキシンによってDNAに傷がつきそれが次の世代に引き継がれていく、本当に非人間的な兵器である。日本は原爆を2発も落とされ多くの死者・放射能被害をいまだに引きずっているのが現実である。米国は日本に原爆を落とした被害者への補償をすべきではなか。弱腰の日本政府はそんなことは口が裂けても言えないだろう。福島原発も放射能を出し続けている。歴史は繰り返すというか、過去の教訓を学びそれを生かしていくのが、人間だけが出来る事ではないのか、改めて人間の愚かさを嫌というほど感じることはない。

ベトナム枯れ葉剤50年-2

ベトナム政府が行っている枯れ葉剤被害者への支援は、本人の経歴や生活水準などによって異なります。北ベトナム軍や南ベトナム解放戦線の兵士だった被害者約20万人には、最高で月額200万ドン(約7600円)が支給されています。元兵士でない場合は、障害の重さ、家族の収入などを考慮して支給額を決めるといいます。
政府の支援金を受けている被害者の総数は150万人、予算は20兆ドンに達し、国家予算の約3%になります。

ダナン市に住むホアン・ティ・テーさん(74)は、6年前に亡くなった夫が兵士として参戦し枯れ葉剤を浴びました。35歳の娘は脳に障害があり、職に就くことは出来ません。33歳の息子は話すことも動くことも出来ません。政府から支援金は月々、テーさんには80万ドン、娘に40万ドン、息子に60万ドン、計180万ドンです。本人と娘、息子の医療費を払い、食費を切り詰めて、燃料は隣人が取ってきてくれる巻きを使います。
テーさんは「もう私一人で世話をするのは限界だ。「どこかの施設に預けたい」同じダナンしのグエン・ティーレ・フエンさん(58)には、28歳になる寝たきりの長女がいます。フエンさんの夫は、ザル、かごを作る竹を山で取るのが仕事でした。いつもは行っていた山が、枯れ葉剤の散布地域でした。政府の支援は毎月41万ドン、このほか、長女の兄弟は中学、高校の学費は免除されました。

ホーチミン市に住むマイ・ザン・ブーさん(73)は、南ベトナムの空軍兵士として1971年から1972年まで、米軍とともに枯れ葉剤散布に直接参加しました。70年、73年、75年に生まれた3人の息子は、皆成長するにつれ歩行困難や脳障害、身体に麻痺に侵され、次々と亡くなりました。息子の医療費がかさんで、今でも銀行に約1億くドンの借金を抱えています。生活の支えは、同居する2人の娘の収入です。ブーさんは一度、政府に支援を申請したことがありますが、認められませんでした。理由は「まだ解放戦線兵士の被害者の内半数しか支援できていない。また、あなたは戦線の向こう側の人だった。もうしばらく待って欲しい」という趣旨だったといいます。
現在は元南ベトナム兵士にも支援がありますが、ブーさんの場合は、すでに重度の被害者である子どもが亡くなっていることもあり、支援の対象にならないといいます。
「ベトナム政府だけが支援するのは限界がある。資金も、医療品も、医療技術も、国際的な支援がなければ苦しんでいる被害者を救えない」
ベトナム赤十字社が1998年に設立した枯れ葉剤被害者基金には、これまでに義援金と物資合わせて約8000億ドン相当の支援が寄せられました。レ・ザー・ティエン代表は、「2006年以降、国外から支援が減っている。国際的なキャンペーンを広げないと、被害者支援に影響が出る」と危機感を強めています。(新聞報道より)

私もホーチミンある、ツーヅー病院へは何回か訪問させていただき、枯れ葉剤の被害を受けた子どもたちを合うことが出来ました。ツーヅー病院は産婦人科の病院で、障害の新生児が生まれると、その子を育てるだけの余裕がないので、病院内に置き去りにしてしまうという話を聞きました。
一番の問題は、資金がないことだそうです。日本円で1000円は日本国内ではそれほど紙幣価値はないに等しいですが、ベトナムでは大金です。出来れば、年に1回でもいいので、寄付をしていただくと被害者は救われると思います。私もベトナムに行くと必ず幾ばくかの寄付をして帰国します。

2011年8月7日日曜日

ベトナム枯れ葉剤50年-1

私も何度かベトナムへ行っている。その度に、枯れ葉剤を浴びた施設へ訪問をし、幾ばくかの寄付を行ってきた。

新聞に枯れ葉剤に関する記事が出ていたので枯れ葉剤の実態を知って貰うために引用させていただきます。

1961年8月10日、米国はベトナム侵略戦争で航空機から枯れ葉剤を開始しました。戦争は75年4月に米国の敗北で終結しましたが、枯れ葉剤に含まれていたダイオキシンの被害は今も多くの人々を苦しめています。ベトナム政府が認定した被害者の数は300万人に達しています。

中部ダナン近郊に今年5月国連児童基金(ユニセフ)の支援で障害者用に無料の看護施設が開館しました。主に脳神経系に障害を持つ6歳から2歳までの約50人が日中ここで過ごします。
テェニット・ニーさん(7歳)は昨年、間もなく看護介護施設に移りました。学習内容を覚えることが出来ず、しばしばけいれんを起こして倒れるといいます。ニーさんが生まれたのは、枯れ葉剤の三大貯蔵地だったダナン空港近く。両親が食べていた魚は、雨で流出した枯れ葉剤に汚染された湖で取ったものでした。
「ダナン枯れ葉剤被害者の会」は、重度の障害を抱える被害者約500人の生活を支援しています。グェン・ティ・ヒエン会長は「昨年より100人増えた。第2世代、第3世代と、被害者がいつまで続くか分からない」と嘆きます。

社会復帰訓練

1991年に設立されたハノイ医療施設「タインスアン平和村」は、脳神経系の障害者約4000人を受け入れてきました。2歳から18歳までを対象に、治療の他刺しゅううなどの工芸の技術を身につけさせ社会復帰を促す訓練を施しています。チャン・テー・ブーさん(21歳)施設暮らしが10年以上。母親がが南ベトナム民族解放戦線兵士として参戦し、枯れ葉剤を浴びたという。今までは母親が訪ねてくることもほとんど無くなりました。政府からの財政支援は、施設で暮らす障害者1人当たり9000ドン(約32円)を食費として支給しているだけ、日本をはじめ外国からの非政府組織(NGO)からの支援がなければ維持できません。グエン・ティ・タイン・フォン所長は「第3世代の被害者がどんどん増えている。この小さな施設ではとても対応仕切れない。手の届かない被害者も大勢いるはずだ」と懸念しています。

問診調査だけ

ダナン市では現在、枯れ葉剤被害による障害児数の調査が労働・傷病軍人・社会事業省によって進められています。ただ、これは問診によるもので、全面的な医学調査ではありません。
市厚生局のチャン・ティ・ホア・バン副局長は「ダナン市によるダイオキシンが妊婦に与える影響を診断できるような設備がない。気になるのは、障害を持って生まれてくる子どもの数が減らないことだ」と顔を曇らせました。


米国人で枯れ葉剤を浴びた人には米国政府は補償をしていますが、ベトナム人に対する枯れ葉剤を浴びた人たちに対する補償は全然されていないのが現状です。

何故、円高なのか

最近の異常な円高は常軌を逸していると言わざるを得ない。日本国内も東日本大震災・福島原発で日本国内はそれの処理で大騒ぎの状況である。日本経済が順調な成長を続けているのなら話は分かるがデフレ経済も脱していないのに円高になる。
欧米の経済が不透明感をぬぐいきれないでいる中で、まだましな日本の円が、投機マネーにより買われているという構図である。日本も深刻な財政赤字であるにも関わらず、欧米のそれ以上に深刻な財政状況だと言うことである。
欧州ではギリシャを始めアイルランド、ポルトガルなどが財政危機である、それを支援しているち欧州中央銀行(ECB)や国際通貨基金が各国に金融支援の見返りに緊縮財政を要請している。それが各国の経済をさらに冷やし悪循環を繰り広げている格好である。
片方のアメリカも、経済ががたがたな状況である。2008年のリーマン・ショックが破綻し、世界経済危機の契機となりまだ尾を引いている状況である。アメリカ国債は世界中の金融機関や国が購入している。世界一の借金大国である。その国が破綻すれば銀行や各国が所有している米国国債は紙くずになり、その瞬間に世界恐慌へと突入することになる。8/2日の10時間前に債務引き上げが決まりデフォルトは回避されたが、それで一時デフォルトは回避されたが、それで終わりではない。米国の国債は引き下げられた。その影響は、今後どのような形で出てくるか、米国の国債の金利上昇が上がり、借金返済に多額の資金が必要になることが、予想される。引き上げられた債務も借金返済で綺麗になくなる。

昨夜からお客さんが泊まりに

昨夜からお客さんが我が家に泊まりに来ています。お客さんといっても、犬のプードルである。飼い主が旅行に行くので、我が家に犬だけを預けに来る。その犬の名前は「いちご」雌である。その結果、今は私の足元には、犬が3頭うろうろしている。人間よりも犬の方が多い事態になってしまった。犬が反旗を翻せば、私は家を出て避難するしかない(笑)。それぞれのところで、3頭が寝ているので、それはないようである(安心)余り干渉はしないようである。いいことである、人間もいらん干渉をされると嫌になることがあるので、それと同じか。

我が家のプードルも子どもを産ませると、妻が頑張っている。犬は多産なので、生まれた子犬は我が家で育てるのか、犬が我が家を支配する日も遠からず訪れることになる。恐ろしい事になりそうだ。私は、犬は嫌いではないが、世話をするのはどうしても私の方に回ってくる。成犬(2頭)+子犬4頭(仮に4頭として)6頭を引き連れて散歩に行かなければならない。我が家のXデーも近づきつつある。生まれれば里犬に出さなければ、私が大変な状態になる。

米国国債、格下げ

米国の大手格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は5日米国国債を長期信用格付けを現在の(AAA)から(AA+)に引き下げました。議会と政権が合意した財政再建計画では米政府の財政安定には「不十分」と判断したのが理由。見通しも「ネガティブ」とし、今後さらに格付けを下げる可能性があると示唆しています。S&Pが米国国債を、信用力が最も高いトリプルAに格下げするのは。1941年に開始した現行の格付け制度化で初めてのこと。大手格付け会社の米国の格下げも初。先進国といわれている国でトリプルAから引き下げられたのはイタリア、日本に続き3番国目。ダブルAベルギーなどと同じ格付けになります。
S&Pは格下げの理由として、「米国の政策決定や政治制度の実効性、安定性、予見可能性が弱まっている」と強調。
債務上限問題を巡って、S&Pを含む大手格付け会社3社はそろって米国の格付けを引き下げる方向で見直方針を公表。米国の債務上限引き上げを受けて、米ムーディーズ・インベスターズ・サービスは2日トリプルAに据え置くとしたほか、フィッチ・レーティングも同日、トリプルAの格付けにふさわしく、米国債(デフォルト)リスクは引き続き極めて低いとして格付けをトリプルAに据え置きました。(新聞報道より)

格付け会社とはどのような存在なのだろうか、いろいろな情報を総合して集めて、それで、各国の国債を評価している。投資をする人にとっては無くてはならない会社なんだろうとは思うが、人のフンドシで相撲を取っているとしか思えない。格付けを維持しようとすれば、その会社に格付けを下げをしないで欲しいと、現金でも渡せば格付けを下げる事は無いとも聞いたことがある。いい加減な会社であることは間違いないと私は思うのだが。 

特例公債法案採決がヤマ場

週明けの国会は、2011年年度予算の財源となる赤字国債発行のための特例公債法案の採決を巡ってヤマ場を迎えます。民・自・公による子ども手当廃止で合意したのを受け、10日に委員会で採決、11日衆院本会議で可決をねらう方針を固めています。
子ども手当廃止で減額される世帯が生まれる一方で、大企業や大金持ち減税には手をつけないままで、国民にだけ負担を求める方向です。米国の債務上限引き上げと似ている構図ですね。
特例公債法案が成立しないと、2011年度後期の予算執行が滞ります。国債の償還や社会保障費、公務員の賃金の支払いなど社会は大混乱に落ちることになります。特例公債法案は民・自・公で米国と同じで最終的には妥協するでしょう。日本の社会を大混乱に落ちいさせることは回避するはずだからです。
半面、日本の国債残高が増え国債の利払いに関わる費用と日本円に対する信頼は徐々に落ちていくのではないかと思います。日本国債は95%は国債で買われているため、国債が暴落するれば、私たちの預貯金が紙くずとなるなる日が、また一歩前に進むことになります。今は異常な円高です、ドルやユーロを嫌い日本円を買う動きが止まらないために、円が実力以上に買われている結果です。外国のファンドや銀行は日本国債が暴落しても損は一切しないので、安心して円を買うことが出来ます。日本国債が暴落にでもなれば、今度は円安になり差益で莫大な為替益を受け取ることが出来るとの計算はしています。

2011年8月5日金曜日

原発のウソ(小出裕章)

小出裕章著の「原発のウソ」の本を読みました。友人のI氏から借りた本ですが、原発の恐ろしさをあらためて知ることが出来ました。
福島原発で今起きている事態を収束させるために、日々、放射能の晒されながら、奮闘している下請け労働者に対して敬意を表したいと思います。
福島原発の事故が、いまだに収束に向かっていない事態をどのように考えるのか、福島原発から放出され続けている放射性物質が、どのように拡散しているのか。収束の目処は立つのか、等々。
いまだに分からないというのが正解なのではないかと思います。しかし、確実に福島原発からは放射能が確実に拡散していることは事実で、農産物、海産物、そして人間への放射能の被害、特に人間の放射能の被害はすぐには出て来ません。5年後、10年後に白血病やガンなどが増えるのではないかと予想されます。
人間が1年間に浴びてもいい放射線は1msvが限界だと言うこと、出来れば放射能は1msvでも浴びることは避けた方がいいと書かれています。福島の地域では年間限度量を20msvまでは許容範囲だと言うことで、被爆量を引き上げました。1msvは10000人に一人がガンで死んでいく確率で、それを20msvに引き上げると500人に一人がガンで死んでいく確率になります。安全よりも現実の汚染に数字を合わせるという、無茶苦茶な事になっています。
特に子どもの場合は、放射線を浴びると大人よりも影響が大きいと教授は述べています。福島の学校の1時間当たりの空間線量率は3.8msv未満の学校には、通常通り校舎や校庭を利用させると言うことです。
とても高い放射線量を設定したと怒りを込めて書いています。通常大人が浴びてもいい基準が年間1msvです。子どもは放射能には敏感に反応するので、1日8時間屋外でいることを前提として3.8msvという数値を導き出したという言います。これは常軌を逸した基準だと述べています。
将来の子どもたちが大きくなり放射能の被害が出始めれば、誰が補償してくれるのでしょうか。また結婚もし、子どもが生まれれば障害児が生まれる確率も高くなるのではないかと思います。
早く、福島原発からの放射能の放出を止めなければ東北地方は放射能に汚染された、死の土地になってしまいます。

お寺さんがお盆参りに

今日は両親の仏壇にお寺さんがお盆参りにこられます。その為、午後3時以降は家から出られず坊さんが来るのを待つしかありません。年に1一度の事だからご先祖の供養もしなければ、罰が当たるので、来るのを待っています。その前にはタナカ整骨院へ1週間ぶりに出かけました。約1時間ほど待たされましたが、治療して貰うことが出来ました。やはり腰に張りがあり、整骨院に行くと少しは張りが無くなるので、少しは楽になります。お寺さんがお参りに来た後は、歯医者の定期検診に行きます。3ヶ月に一度行っているので、今のところは虫歯もなく歯槽膿漏無く、食事をいただくことが出来ています。歯が悪いと食事が満足に食べられないので、定期検診は欠かさず行くようにしています。健康は口腔からと思っているので、歯の検査はした方がいいと思います。

日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁

金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...