韓国が進める戦闘機(KFX)事業に対し、米国は4項目の基幹技術の移転を拒否しているが、このほど米国と韓国が改めて協議を行い、さらに3項目の技術についても米国が移転に難色を示していたことが分かった。
韓国メディアの亜洲経済の中国語電子版によれば、韓国防衛事業庁はこのほどKFX開発に関する21項目の技術移転について「米国と大枠で一致した」と発表した。だが記事は、「実際には米韓の協議は何ら成果をあげることができず、すでに移転を拒否されていた4項目のほか、通信技術など3項目の移転についても米国は難色を示した」と伝えている。
報道によれば、防衛事業庁の幹部はこのほど、インタビューに対し、米国との協議の結果、「複数の技術移転について大枠で一致した」と語ったが、KFXの開発において重要となる通信などの基幹技術については「大枠で一致した」という範囲に含まれていないという。
KFXに対する技術移転について、協議の主導権を持っているのは当然ながら米国だ。米国はすでにアクティブ電子走査アレイ(AESA)レーダーなど4項目の技術を韓国に移転することを拒否しており、今後、技術移転をめぐって協議が大きく進展するとはなかなか考えにくい状況だ。だが、韓国側はKFXの開発継続を決めており、記事は「KFXの開発が失敗すれば、韓国の北朝鮮に対する制空権においてマイナスとなる」と伝えている。
一方で、米国から全面的なバックアップを得られないまま、韓国がKFXの開発を継続することを不安視する声もあり、同盟国であるはずの米国から技術移転を拒否されたこと自体が韓国にとって「外交上の失敗」との見方もある。サーチナより
同盟国であるアメリカから戦闘機の技術移転を拒否された。韓国に技術を渡せば中国に漏れるのを、アメリカは警戒している。韓国はもうアメリカの同盟国ではないのではないかと思うのだが。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2015年12月13日日曜日
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