環境汚染対策として、インドの企業はこのたび、100パーセント有機のエコ袋の開発に成功させた。一見普通のビニール袋と変わらず、手触りも同じだが、化学成分は一切含まれていない。生分解でき、そのまま食べることもできるという、地球とヒトに優しい袋だ。
開発したEnviGreen社の創始者アシュワス・ヘッジ(Ashwath Hedge、25)氏によると、この袋はポテト、タピオカ、とうもろこし、天然澱粉、植物油など12種類の原料を使用している。印刷に使われたインクも天然由来で有機のもの。生分解でき、室温では水の中で1日、お湯の場合は5秒で溶解するという。
インド環境省の統計によると、インドでは毎日1万5千トンのビニール袋のゴミが発生するが、回収処理されるのは9千トン。環境汚染の深刻さが指摘されている。
今回の袋のコストは従来のものより35%上昇するが、得られるメリットはコスト増加分よりはるかに大きいとみられる。ヘッジ氏はエコ袋を大量生産ができるように設備を整えるとともに、製造に必要とする原料を農民たちに委託すれば、農民たちの生活改善にも役立つと考えを示した。
大紀元日本より
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2016年12月16日金曜日
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