2016年12月9日金曜日

米次期政権の安保アドバイザー 「(トランプ氏は)日本との緊密な協力を望んでいる」 同盟強化で中国・北朝鮮に対抗

トランプ次期米政権移行チームの安全保障関連のアドバイザー役を務めるピーター・フークストラ元下院議員(63)が8日、都内で産経新聞の単独インタビューに応じた。フークストラ氏は、南シナ海で膨張政策を展開する中国や、核武装を着々と進める北朝鮮に対処するため、トランプ氏が「日本と力強く緊密に協力していくことを望んでいる」と強調した。

フークストラ氏は、トランプ氏が大統領に当選後、外国首脳のうち安倍晋三首相といち早く直接会談し、「日本との関係を重視しているとの明確で力強いメッセージを発した」と指摘。日米関係の強化に向けては、価値観を共有する信頼関係と、アジア太平洋での脅威に対処するための「新たな戦略」を「一緒に構築していくことが重要だ」と述べた。特に対北朝鮮では「韓国も交え、さまざまな選択肢に関して議論を重ねるべきだ」とした。

オバマ政権が提唱した「アジア重視」政策については、「結局実現しなかった」と批判した。

一方、トランプ氏が台湾の蔡英文総統と電話会談し、中国が反発した問題では、「次期政権による対中政策の転換、というのは深読みが過ぎる」とした上で、トランプ氏が会談の直後にツイッターなどで中国の南シナ海での活動や不公正な貿易政策を批判したことと合わせ、「中国に対し、われわれが一連の行動を懸念しているというシグナルを送るものだった」と指摘した。infoseek newsより

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