2016年12月24日土曜日

アレッポから反体制派完全撤退

国営シリア・アラブ通信などによると、シリア反体制派は22日、内戦の激戦地だった北部アレッポから完全に撤退しました。アサド政権軍はこれを受けて、アレッポでの治安回復を宣言しました。

反体制派は2012年以降、アレッポ東部を拠点に活動してきたが、ロシアが後押しする政権軍の激しい攻撃で支配権をを失い、15日に撤退を開始していました。戦闘員の家族や支持者の住民を含め数万人が対象となり、22日戦闘員を乗せた最後のバスが東部を出発した。

政権軍はその後、声明を発表しアレッポでの治安と安定の回復は、テロとの戦いで転換点となる勝利だと指摘。今後、シリア全土の解放を進める姿勢を強調。

ただ、アレッポでは長期間に及んだ交戦で、東部を中心に大量の死傷者が出た上、建物や生活インフラの多くが破壊されています。

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