シリア紛争でアサド政権軍が制圧したアレッポ東部からの反体制派戦闘員や住民の撤退が15日、始まり、16日も続く見込みである。
赤十字国際委員会がメディアに語ったところでは、15日に移送されたのは、民間人3000人以上、負傷者40人以上です。ロイター通信によると、在英のシリア人権監視団は移送された人は合計で8000人近くに。
避難民を乗せたバス、救急車は、アレッポ南西の郊外にある反体制派支配地域へ到着した。移送は、アサド政権を支援するロシアと、反体制派を支援するトルコの協議をえて、政権と反体制派が合意したアレッポの停戦・撤退計画に基づくものです。
国連のデミストゥラ特使は15日、アレッポ東部で反体制派が籠城する地域に5万人が残っている模様で、その内、民間人4万人が政権側の支配するアレッポ西部へ、戦闘員とその家族1万人がイドリブへ向かうと述べました。アレッポ県に隣接するイドリブ県は反体制側の武装勢力がほぼ全域を押さえているようです。
デミストゥラ氏はイドリブについて、停戦または政治合意がなければ、次のアレッポになると同地での戦闘に懸念を示しています。
アサド大統領は撤退を受け、ビデオメッセージを発表。アレッポ解放という歴史がつくられたと述べ、アレッポでの勝利宣言をしました。
ロイター通信によれば、アレッポで戦闘被害者の救援にあたってきた団体ホワイトヘルメットなどは15日、国連のシリア調査委員会に書簡を送り、ロシアを告発しました。7月から12月の304回の空爆で子ども380人を含む民間人1207人を殺害したとしています。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2016年12月17日土曜日
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