中国が戦闘機開発の分野でもっとも苦戦していたのがエンジン開発であったが、ついに航空用エンジンでも中国は国産化に成功したという。香港メディアの南華早報は12日、中国は新型戦闘機「J-11D」に搭載するエンジンを自主開発し、もはやロシアのエンジンは不要だと主張する記事を掲載した。
記事は、中国がロシアとの長期にわたる交渉の結果、最新鋭戦闘機「Su-35S」を24機購入する契約を結んだことを紹介。この契約では当初、J-20に搭載するための117Sエンジン48台も一緒に購入することを中国側は希望していたものの、遅々として進まない交渉のため、中国側はやむなくすでに保有しているSu-27の改良版を開発し、Su-35の派生形といえるJ-11Dの研究開発をするに至ったと主張した。
このJ-11Dにはレーダーシステムに顕著な改良が見られるほか、飛行テストを行ったJ-11Dには中国国産エンジンである「WS-10」が搭載されたという。このエンジンを開発した中国航空工業グループは、すでに400台以上のWS-10エンジンを納入しており、「J-10やJ-11戦闘機はもはやロシア製エンジンを必要とはしていない」と胸を張った。
記事は、中国のエンジン開発の速度は「遅い」と見られてきたとしながらも、2010年から15年までに約1500億元(約2兆5554億円)がエンジンの研究開発に投入されてきたと紹介。J-11Dプロジェクトは中国国内の関連企業間の競争という好ましい状況をもたらし、結果として中国国産エンジンである「WS-10」の開発に成功したと肯定的に分析した。
J-11は中国がロシア側の同意を得ずに「Su-27SK」の派生機を勝手に「自主開発」したものとされており、ロシアとトラブルになったことは記憶に新しい。必要なもの、手にしたいものは強引な手を使っても手に入れようとする中国らしい姿勢によって開発されたJ-11だが、豊富な資金で確実に技術力を高めている中国の軍事力は、ますます脅威となっていくのではないだろうか。
サーチナより
さすがコピーが得意な中国である。自国で国産化したと言うが、原型はロシアの航空用エンジンをコピーしただけではないのか。
白を黒という国だけに、コピーしても国産化と言う事である。国産化とは初めから自国で航空用エンジンを作ることではないのかと思うのだが。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2016年12月18日日曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁
金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...
-
インターネット 上には「掛けてはいけない電話番号」と銘打たれた、詳細不明の電話番号のリストが多数存在しています。それら電話番号と共に書かれている文面を見るに「掛けると死ぬ」「呪われる」「ドッペルゲンガー」「 宇宙人 」「貞子の電話番号」「花子さんの電話番号」などなど、いかにも恐ろ...
-
ホラー 映画『ファイナル・デッドコースター』で描かれるような遊園地での悲惨な死亡事故は、残念ながら現実でも起きてしまうことがある。今年8月には岡山県の遊園地で、走行中のジェットコースターの安全バーが外れ、乗客1人が負傷する事故が発生した。また、同日には大分県の遊園地でも、レールを...
-
人を殺した人と会う。 死刑囚 の実像に迫るシリーズ【3】 「“あの時”に 時間 を戻せたらいいのに、ということはいつも思います。ただ、もしも“あの時”に戻れるとしても、今の自分で戻りたいです。自分まで当時の自分に戻ったら、また同じことを繰り返してしまいそうだからです」 昨...
0 件のコメント:
コメントを投稿