2016年12月17日土曜日

EU、対ロ制裁延長

EUは当面、ウクライナ東部の停戦合意が履行されなければ制裁を緩和しないと、厳しい方針を堅持する。

記者会見したトゥスクEU大統領は、ロシアに融和的とされるトランプ次期大統領について問われたものの、米新政権の対ロ政策を見極めるのは時期尚早で、正式に就任まで待つ必要があると述べています。

また、EU27ヶ国は英国を除いて首脳会談後の夕食会を開き、3月末までに英国の離脱通告に備え、首脳会談が交渉の指針を定め、欧州委員会が交渉を主導する原則を確認しました。

夕食後に声明を出し、英国に対し、人の移動の自由を受け入れることが、単一市場へのアクセスの条件になると突きつけました。

英国を含めた28ヶ国の首脳会談ではこの他、域内の防衛力強化に向け、欧州委員会が先にまとめた、基金創設を柱とする防衛行動計画推進を確認した。

一方、トゥスクEU大統領は、7月のクーデター未遂後の反政権派弾圧をめぐり関係が悪化しているトルコと、数ヶ月以内に首脳会合を開く方向で調整中だと明らかにしました。

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