2016年12月10日土曜日

アレッポ攻撃停止

【モスクワ=時事】インタファックス通信によると、ロシアのラブロフ外相は8日、民間人脱出のため、シリアのアサド政権軍が内戦の激戦地、北部アレッポでの攻撃を停止したと発表した。欧州安保協力機構(OSCE)の会議が開かれているドイツ北部ハンブルグで語りました。

反体制派が拠点としていたアレッポ東部はロシアを後ろ盾とする政権軍が攻勢を強め、80%近くが制圧されたようである。ラブロフ外相は、今日、アレッポ東部において、シリア政権軍による戦闘行為が停止された。民間人脱出のための大規模な活動が進行しているからだと述べています。脱出する民間人は8000人に達し、約5㌔の距離を避難すると指摘しています。

タス通信によれば、ラブロフ外相は、アレッポ東部情勢をめぐり米・ロの軍事・外交関係者が10日、ジュネーブで協議を行うと発表。訪独中のケリー国務長官と合意したと言います。反体制派の脱出計画などアレッポ東部の本格的な停戦に向けた議論がおこなわれるとみられます。

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