北朝鮮の潜水艦が航海中、原因不明の事故で真っ二つに折れ、乗組員12人全員が死亡したことが分かった。
東京新聞は15日、北朝鮮関係者と周辺国の情報当局の話として、「朝鮮人民軍所有の潜水艦が今年4月、北朝鮮領海を航行中、真っ二つに折れた」とし、「事故原因は不明」と伝えた。北朝鮮の国営メディアはこの事故について全く報道しなかった。
潜水艦事故のニュースは遺族にも数週間後に地元の人民班責任者を通じて知らされた。犠牲者には英雄称号を授与され、遺族には新しい住宅を与えられたという。同紙は、「最年少の犠牲者は19才の青年」とし、「訃報に触れた母親が天を突き上げるように号泣していたのを、同じ地区に住む住民は目撃している」と伝えた。
4月の事故当時、情報を全く扱わなかった北朝鮮メディアは、事故から間もない4月23日、咸鏡南道新浦(ハムギョンナムド・シンポ)沖で実施した潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)発射実験が成功したことを大々的に報じた。当時、発射に立ち会った金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長は、「(韓国と米国の)後頭部にいつでも思った時に一撃を加えることができるようになった」と満足したという。北朝鮮の内情を知る関係者は同紙に「正恩(氏)には人民の命なんて、ちりと同じ。核の方がずっと重要なのだ」と憤った。
また同紙は、複数の北朝鮮消息筋を引用して、金正恩氏が9月の5回目の核実験後に開かれた党中央軍事委員会拡大会議で、核兵器のさらなる能力向上を「(核保有国であることを)米国に認識させるための威信をかけた重要事業」と語ったと伝えた。 東亜日報より
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2016年12月16日金曜日
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