中国海軍の艦艇が南シナ海の公海上で15日に米軍の無人潜水機を奪い取った問題で、中国国防省は17日、「不明な装置を発見し、航行上の安全の問題を防ぐために調査した」と奪取したことを認めた。調査の結果、米国の潜水機だと判明したため、米側に返還するとしている。米国が一連の経緯を公表したことには「一方的に騒ぎ立てており、遺憾だ」と不満を表明した。
中国は南シナ海で2014年から人工島を造成して軍事拠点化を進め、これを認めない米国は艦艇や軍用機による監視を強めている。今回は返還で事態が落ち着く見通しだが、この海域で米中の火種がくすぶっていることを改めて示した。
米国防総省によると、フィリピンのスービック湾から約90キロメートル北西の海域で米海軍の調査船が潜水機を海中に降ろしていたところ、中国海軍の艦艇が近づいてこれを引き揚げ、立ち去った。米側は国際法違反だとして返還を求めていた。
中国国防省は報道官の談話で、この問題で「米側とずっと意思疎通している」と説明した。中国外務省も17日、日本経済新聞の取材に米中が「軍のルートを通じ、この件を適切に処理しているところだ」と回答した。
国防省は奪取の理由について、海域の航行の安全を守るため「専門的かつ責任ある態度で調査を行った」と主張した。日経新聞より
中国という国は、自国に都合の言い訳を言う国である。アメリカの艦船も見えていただろうし、その無人潜水機がアメリカのものであるのは分かっていたはずである。反対に中国の軍事兵器を勝手に持っていけば、それこそ大騒ぎするはずである。中国という国はそんな国である。
南シナ海を勝手に埋め立て、それを軍事施設建設を行い南シナ海は中国のものだと言わんばかりである。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2016年12月18日日曜日
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