北朝鮮の金正恩政権は4月に6回目の核実験を行う可能性が高いと、複数メディアが報道した。米国専門家は新たな核実験の威力は前回の14倍に相当すると予測する。
韓国の聯合ニュースは中国当局外交筋の話として、北朝鮮は現在新たなに2つのトンネルを掘削しており、「適当な理由付け」でただちに核実験に踏み切る可能性が高いと伝えた。同情報筋は、具体的な実施日について、米中首脳会談(4月6~7日)の間や、金正恩の祖父である金日成の誕生日である4月15日、朝鮮人民軍創建85周年になる4月25日などの前後の可能性を挙げた。
香港に本部を置く中国人権民主運動情報センターは今月25日、北朝鮮の6回目の核実験は4月5日前に実施されると予測した。
北朝鮮は2006年と2009年の核実験でプルトニウム爆弾を使い、13年3回目の実験ではウラン爆弾、16年1月4回目では水素爆弾、同年9月には5回目では核弾頭を使用した。
韓国「中央日報」が伝えた韓国政府の見方では、北朝鮮は6回目の実験でプルトニウム爆弾やウラン爆弾などを使い、連続的に核爆弾を行う可能性があるという。周辺地域に放射能汚染が広がることも懸念されている。
米ジョンズ・ホプキンズ大学の北朝鮮分析サイト「38ノース」によると、同大学フランク・パビアン(Frank Pabian)教授らの調査では、6回目の核実験の威力は5回目の14倍で、過去最大規模になると示した。
一方、米CNNは24日、複数の米国政府高官の話として、北朝鮮は6回目の地下核実験の準備段階を終えたと伝えた。
2016年9月に行われた5回目の実験では、北朝鮮付近でマグニチュード5.3級の地震が観測された。北朝鮮と国境を隣接する中国の吉林省延辺朝鮮族自治州や白山市で、揺れが起き、住民らは一時避難した。
北朝鮮が過去最大規模となる6回目の核実験が行えば、大きな揺れによる家屋の倒壊や人的被害だけではなく、中朝国境地域では重度な放射能汚染も起こりうるとみる。 大紀元日本より
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年3月29日水曜日
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