記者からそれに代わる具体的な手立てを問われ、ティラーソン氏は国連安保理がすでに承認し、中国も賛成した制裁を挙げすべての国に対し、制裁を完全に実施するよう求める。中国に対しても完全に実施するよう求めると強調。
国連安保理は北朝鮮が初めて核実験を実施した2006年10月に制裁決議を採択。その後19年6月、13年3月、16年3月、同年11月にそれぞれ追加の制裁決議を採択しています。
また、ティラーソン氏は軍事的措置について、事態が武力紛争になることを望んでいないとした上で、北朝鮮の兵器開発がわれわれの対応を必要とするレベルまで進んだ場合、その選択肢を検討すると表明。合わせてそれに至るまでに出来ることはたくさんあると強調。
一方、高高度防衛ミサイル(THAAD)の在韓米軍配備について、ティラーソン氏は中国が反対していることは認識しているが、韓国に対する経済的報復は不適切でだと指摘。配備が韓国の自衛のもので、第三国に向けたものではないと強調しました。
ティラーソン氏は18日、北京に到着。中国とも北朝鮮問題を話し合う予定。
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