2017年3月24日金曜日

北・南極の海氷、過去最少

米航空宇宙局(NASA)は23日、北極海を覆う海氷が冬に最も拡大したときの面積と南極大陸を取り巻く海氷が最も縮小した時の面積が、今月上旬にいずれも衛星観測史上最小を記録したと発表しました。

北極海海氷の冬の拡大時の海氷面積は7日、1442万平方キロを観測し、2010までの30年間平均を122万平方キロ下回りました。

暖冬の他、風や嵐の状況により海氷の拡大のペースが遅かったといいます。日本を含め、比較的近い地域の気候への影響が懸念されます。

一方、南極大陸を取り巻く海氷の夏の縮小時の面積は3日に211万平方キロとなり、1997年の過去最少記録を18万4000平方キロ下回りました。地球温暖化の影響がはっきりしたか、あるいは数年単位の変動が極端になっただけなのか、今後見定める必要があると言います。

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