2017年3月22日水曜日

中国から報復WTOに問題提起

【ソウル=時事】在韓米軍への、高高度防衛ミサイル(THAAD)配備を巡り、中国が韓国企業に報復措置を取っているとみられる問題で、韓国のチュ・ヒョンファン産業通商資源相は20日。国会で答弁し、世界貿易機関(WTO)に問題提起したことを明らかにしました。

チュ・ヒョンファン氏は先週WTOサービス理事会に対し、観光・流通分野の中国の措置に関し、WTO協定違反の可能性を正式に提起し、中国側の義務順守を求めました。

聯号ニュースによれば、韓国産業省の当局者は、中国の措置がWTOの原則である最恵国待遇や内国民待遇に違反している可能性があると指摘したことを明らかにしました。WTOへの問題提起は、WTOへの正式提訴を意味しないといいます。

WTOに提訴するには、具体的な証拠が必要。しかし、韓国向け旅行商品販売制限は、口答による指示や国内法に基づいており、証拠の確保が容易ではないといいます。

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