2017年3月22日水曜日

韓国検察朴氏を聴取

朴氏は9時25分に地検庁舎に到着。その際、記者団を前に、国民の皆さんに申し訳ない。誠実に聴取に望むと表明しました。

検察や特別検察官は、朴氏が同国最大の財閥サムスングループの事実上の経営者、イ・ジョヨン被告の経営権把握に向け便宜を図った見返りに43億円を受け取った収賄容疑や知人のチェ・スンシル被告に機密情報を渡した機密漏洩など、13件の事案に関し立件しています。

同氏は、これまで一貫して容疑を否認。10日憲法裁判所が重大な憲法・法律違反を犯したと判断し、罷免を決定した際も、真実は必ず明らかになると信じていると述べており、今回の検察の聴取でも全面否認しているとみられます。

朴氏は事件発覚当初は、捜査に協力するとの立場を見せていましたが、一度も検察の聴取を受けることはありませんでした。また、憲法裁判所で行われた大統領弾劾の是非を判断する裁判にも出廷しませんでした。罷免を受け、現職大統領が持つ不訴追特権を失ったため、今回の、初めて聴取に応じました。

同日、取り調べが行われた地検庁舎前では、市民が集まり、朴氏の拘束を求めました。一方、弾劾を無効と主張する勢力も国旗である太極旗を振って、集会を開催しました。

0 件のコメント:

コメントを投稿

日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁

金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...