2017年3月20日月曜日

財閥SK会長を事情聴取

【ソウル=時事】韓国の朴前大統領の収賄疑惑を調べている検察の特別捜査本部は18日、通信事業を手がけている、財閥SKグループのチェ・テウォン会長を参考人として呼び、事情聴取しました。出頭したチェ・テウォン氏は記者団の質問に何も答えませんでした。

朴氏は2015815日の日本の植民地支配からの解放記念日、光復節に合わせ横領罪で服役していたチェ・テウォン会長に特赦を与えています。韓国メディアによると、その見返りとして、SKに対し、チェ・スンシル被告らが設立した財団への出資を求めた疑いが浮上しています。朴氏はまた、免税店認可問題でSKへの優遇措置を指示した疑いもあります。

検察は21日に朴氏を聴取する予定で、サムスングループからの収賄疑惑のほか、SKからも不正な請託を受けたかどうかについて追求します。

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