バスク地方はスペインの北部と仏南西部にまたがり、ETAの武器の大半は仏側に保管されているといわれています。ETAと仏当局による協議の関係者はAFP通信にETAは4月8日武器に関する資料を仏当局に提出すると語りました。ただ、スペイン側には一部の武器がETAも把握していない状態で放置されているとの情報もあります。
ETAは1968年頃から本格的な武力闘争を開始。2010年までに800人を超える犠牲者を出し、11年には武力闘争の放棄を宣言しました。近年には組織が弱体化していましたが、完全な武力解除には応じていません。スペイン政府はETAの解体を求め、同組織との交渉を拒否しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿