難民に催眠ガス使用

バチカン半島諸国などの入国制限により､､中東の難民が足止め状態になっている問題で､対マケドニア国境に近いギリシャ・イドメニで2月29日、難民らがフェンスを突破を試み､マケドニア警官隊が催眠ガスを使用する事態に発展しています。

DPA通信などによると、難民ら数百人がイドメニの国境フェンス沿いに集まり､国境を開放しろと要求。フェンスの一部を破壊し、マケドニア警官隊への投石を繰り返しました。警官隊は難民の越境を阻止しています。

西欧を目指す難民のルートになっているマケドニアやクロアチアは、1日当たりの入国数を580人に制限。ギリシャの対マケドニア国境付近には8000人の難民らが身動きできない状態になっています。