米国務省の米魚類野生生物局(FWS)は2月26日、米国を経由してカナダとメキシコの間で、渡り、をすることで知られているチョウ、オオカバマダラの越冬個体数が昨年比で大幅に増えたと発表しました。
生息に必要な環境を取り戻す努力が一定、功を奏したもので、引き続き努力が必要だといわれています。
オオカバマダラは羽を広げると10㌢㍍にもなる大型のチョウで、夏にカナダで過ごし、10月から2月にメキシコで越冬します。米・メキシコ両国では保護の対象にされていませんが、カナダ・オンタリオ州は特別懸念種にしていしています。
FWSによると、メキシコに設置させたオオカバマダラ生活圏保護区で今年、越冬するチョウは10エーカーの範囲に及び、1年前の2.8エーカーから大幅に広がりました。
オオカバマダラは1990年代半ばを頂点に、この数年でその10%まで減少。米国で幼虫の餌となる植物が減少し、メキシコの森林伐採が進んだ為でした。
農薬や殺虫剤も個体減少に拍車をかけたといるといいます。
FWSは環境保護団体とともに、トウワタの植え付けを推進。生息地や飛来地の人達、農家にも保護の協力を訴えました。
オオカバマダラはこれから米国に向けて飛び立つ時期を迎えます。FWSは飛来地にトウワタを刈り取らないでと呼びかけています。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2016年3月3日木曜日
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