2016年3月21日月曜日

ベトナム原発稼働先送り

ハノイ=時事 ベトナムの電子メディア、VNエクスプレスは18日、同国南部ニントゥアン省で計画している初の原発の稼働が2028年に先送りされると報じた。原発はロシアと日本が受注しましたが、東電福島原発事故を受け、津波や自然災害に対する安全性の検証を行うのが主因。ベトナム政府の最近の決定として伝えています。

ベトナム政府は10年、東南アジアで最初となる原発について第1原発をロシア、第2原発を日本に発注することで合意しました。第1は14年着工、20年の稼働を目指していましたが、福島第1原発の事故で遅延。ベトナム首相は着工は20年頃との見通しを示しています。

さらに昨年7月、津波の被害を避ける為、建設予定地を当初より内陸側に変更する事を決定。ベトナム政府は、地震による揺れの影響や予定地の地質を精査する方針を打ち出しており、一段と着工は遅れる事は避けられません。

念には念を入れて、建設予定地の選定をした方がいいと思う。福島原発は今も放射能の出し続けていて、放射能汚染をまき散らしている。

原発はトイレのないマンションと言われるだけに、放射能廃棄物の処理はまだ確立していないだけに、慎重に建設を考えた方がいいのではないかと思う。一度事故が起これば手が付けられないだけに、未完成な原発の建設は作らない方がいいのではないでしょうか。

日本の原発の再稼働に多くの国民が反対している。福島原発の教訓を汲み取らないのは電力会社であり、事故が発生すれば、その被害は周辺の住民が受けることになる。

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