現時点で国産のステルス戦闘機を保有する中国に対して、日本は国産ステルス戦闘機を持たないばかりか、先進技術実証機「X-2」の防衛省への納入もずれ込む見通しだ。しかし中国メディアの今日頭条は、日本の防衛面における航空産業は中国にもうすぐ追い付くという見方を示している。
どのようなレースについても言えることだが、ライバルが自分の後方を走っているからというだけで勝利が確定するわけではない。ライバルの持っている実力と経験さらに現在の速度を考慮したとき、やがて追い付かれることがわかるという場合も多い。
この例えと同じように、記事はライバルである日本がいまだに国産ステルス戦闘機を保有できていないにもかかわらず、第2次世界大戦後の日本の航空工業の実力や経験さらに発展のスピードを見ると、やがては中国に追いつくことがわかるという見方を示している。
ではこうした見方の根拠は何だろうか。根拠の一つは世界ナンバーワンの軍事力を持つ米国と日本の友好関係だ。この関係が日本の航空工業に及ぼす影響は強大で、日本のF-2も米国と共同開発されたものだ。
重要な点としてF-2は「当時世界最新鋭の戦闘機の1つ」だったと記事は指摘する。世界ナンバーワンの軍事力を持つ米国との友好関係が当時の日本に世界最新鋭の戦闘機を持つことを可能にしたのであれば、ステルス戦闘機についても同様のことが言える。さらに米国による日本へのこうした技術支援は「途絶えたことがない」とも記事は指摘している。
さらに別の根拠として記事は、三菱重工やIHIまた三菱電機などの企業がF-35の生産に関わっている点に言及。日本の企業はこうした取り組みを通じてステルス戦闘機の設計技術や生産の経験を蓄えていると指摘。また日本が持つアジア随一の科学技術力を持ってすれば、手間取っているように見える「X-2」の開発ももうじき技術的に突破するだろうと論じた。
そして近年の国際情勢の変化に伴い米国が日本の防衛力増強を黙認しているという追い風がある点にも記事は言及。これらすべての点を考慮し、日本の航空工業力はもうすぐ中国に追い付くと結論付けている。記事は「心神不寧」という「不安になる」という意味の成語を用いているが、X-2の中国での通称である心神とかけたしゃれであり、X-2の開発が日本の航空工業をさらに増強させ、中国を不安にさせるだろうと論じている。 サーチナより
日本の科学技術を駆使すれば、ステニス戦闘機の開発は時間の問題で完成するのではないでしょうか。三菱重工業は戦前、零戰をという傑作した飛行機を作っている。中国が脅威に感じるのも無理はないかもしれない。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2016年3月20日日曜日
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