2016年2月13日土曜日

NYダウ終値254㌦安

ニューヨーク=時事 ニューヨーク株式市場は、世界経済の先行きへの警戒感や原油安を背景に投資家のリスク回避姿勢が強まり、5営業日続落しました。

優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比254.56㌦安の1万5660.18㌦と2年ぶりの安値でハイテク株中心のナスダック総合指数は16.75ポイント安の4266.84で引けました。

イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が前日に続く議会証言で、海外を含む経済や市場の動向を慎重に見極めると表明したことで、先行き不安感が広がりました。

原油先物相場が、今後のエネルギー需要の不透明感から12年9ヶ月ぶりの安値となる1バレル=26㌦台前半に続落、資源開発会社の経営破綻や融資の焦げ付きなどへの懸念が高まり、ダウの下げ幅は一時400㌦超に達しました。

株安や原油相場の下落を受けてニューヨーク外国為替市場では、相対的に安全資産とされる円を買う動きが進み、1㌦=112円台前半に上申しました。午後5時現在は112円37銭化~47銭と、前日同時刻比92銭の円高・ドル安。欧州市場では一時110円99銭まで急伸しました。

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