2016年2月19日金曜日

ウクライナ政局の混乱

ウクライナの政治が混乱し始めており、今後親ロシア派がウクライナを支配することになるかも知れません。

昨日のインターファクス通信は、ポロシェンコ政権を支持する与党連立を組む<自助党>と<チモシェンコ連合>が与党を離脱したと報じており、ポロシェンコ政権は過半数を割り込んでおり、今後連立組み直しが失敗すれば総選挙となり、最悪の場合、ロシア寄りの政権が誕生することもあり得ます。

今回の連立離脱はロシアが裏で差配したとも言われており、軍事的制圧ではなく、経済・政治面でウクライナ政権を追い込み、政権を奪取することにロシアが成功すれば、クリミアは軍事、ウクライナ本体は政治力で手中に収めることになり、世界はロシアの手腕にひれ伏すことになりかねません。

今、ウクライナ情勢はウクライナからの話を聞きますとひどいの一言に尽き、キエフでもまともな生活が送れない事態になりつつあると言われており、国民はEUからの援助がどうなったと騒ぎ始めているとも言われています。

ウクライナの混乱はEUの安全保障上の問題に直結します。GLOBAL EYEより

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