日本の貧困とんでもない調査報告が公開されています。
生活保護基準(最低生活費)以下で暮らす貧困状態にある子育て世帯数が1992年の70万世帯から2012年には146万世帯に急増し、全世帯数の13.8%にも達していると山形大学の戸室健作准教授の研究でわかったとされています。
貧困状態上位10都道府県は以下の通りです。
沖縄県 37.5%
大阪府 21.8%
鹿児島県 20.6%
福岡県 19.9%
北海道 19.7%
宮崎県 19.5%
高知県 18.9%
青森県 17.6%
和歌山県 17.5%
京都府 17.2%
熊本県 17.2%
沖縄は4割近い子育て世帯が貧困に分類される異常事態になっていると報じられています。
今、子供への虐待が相次いで報じられていますが、父親乃至は内縁関係にある男性が大方は無職と報じられており、即ち、これは殆どが貧困世帯で発生しているのかも知れませんが、今後貧困世帯が増えれば増える程、子供への虐待や殺人が起こる可能性が高くなると言えます。
働かない(働けない)人間が増えれば増える程、社会は荒んでいきますが、例え働きましても貧困
層に入る収入しか得られない以上どうしようもありません。
解決方法としては、最低賃金を時間給ベースではなく、月収ベースで決めるという方法を導入し、しかもその最低月収をたとえば月額20万円という形にし、生活保護費を15万円以下にして働けば生活保護よりよい暮らしができるという形にしないと解決は難しいかも知れません。
ただ、低賃金で雇えるからこそ経営が成りたっていると言われる中小企業などはやっていけないとなるかも知れませんし、大手でもスーパーやコンビニでは一気に人件費負担が増え、こちらもやっていけないとなるかも知れません。
日本は裕福な国であるとしきりに宣伝はされていますが、底辺で暮らす国民(生活保護世帯+子供のいる貧困層)は300万世帯以上となっており、国民年金等で10万円以下の年金で暮らしをする高齢者を含めれば500万世帯以上になるかも知れません。しかも年々この数は増えていっており、この先、減る要因は全くありません。
日本はどこかで社会が崩壊することになるかも知れませんが、その時に財政破たんが襲ってくれば日本はどうなるでしょうか?
一人一人がもっと今起こっている児童虐待等を真剣に考える必要があるのではないでしょうか?
GLOBAL EYEより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2016年2月21日日曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁
金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...
-
インターネット 上には「掛けてはいけない電話番号」と銘打たれた、詳細不明の電話番号のリストが多数存在しています。それら電話番号と共に書かれている文面を見るに「掛けると死ぬ」「呪われる」「ドッペルゲンガー」「 宇宙人 」「貞子の電話番号」「花子さんの電話番号」などなど、いかにも恐ろ...
-
ホラー 映画『ファイナル・デッドコースター』で描かれるような遊園地での悲惨な死亡事故は、残念ながら現実でも起きてしまうことがある。今年8月には岡山県の遊園地で、走行中のジェットコースターの安全バーが外れ、乗客1人が負傷する事故が発生した。また、同日には大分県の遊園地でも、レールを...
-
人を殺した人と会う。 死刑囚 の実像に迫るシリーズ【3】 「“あの時”に 時間 を戻せたらいいのに、ということはいつも思います。ただ、もしも“あの時”に戻れるとしても、今の自分で戻りたいです。自分まで当時の自分に戻ったら、また同じことを繰り返してしまいそうだからです」 昨...
0 件のコメント:
コメントを投稿