2015年7月5日日曜日

アベノミクスボーナス

日本生命が発表しました夏のボーナス調査で、アベノミクスを感じるかですが、以下のようになっています。

とても感じる  1.6%
まあまあ感じる 9.0%
合計で10.6%しかありません。


全く感じない  43.3%
余り感じない  30.8%
合計で74.1%がアベノミクスを感じないとしています。

どちらとも言えないは15.3%となっています。

整理しますと、

アベノミクス感じる 10.6%

アベノミクス感じない 74.1%

これを言い換えれば勝ち組《10.6%》、負け組《74.1%》となります。
《勝ち組》が10%というのは高いようにも見えますが、調査したのが日本生命であり、そもそも調査対象に〈負け組〉はそれほど多くはないはずなのです。
にもかかわらず《勝ち組》が10%というのは少ないとみて間違いないと言えます。

今まで国民はアベノミクスという言葉に酔っていましたが待てど暮らせど自分のところに恩恵はなくやっとアベノミクスの本性がわかってきたのです。
アベノミクスは《勝ち組》のみに恩恵がいく政策であると。


ところが選挙は終り国会は自民党が圧倒的な力を持ち、憲法を歪曲するような見解でも通るような状況になり、やっと国民がわかり始めたのです。

このままではいけないと。

ただ時はすでに遅く、経済面ではアベノミクスはもう崩壊の淵に来ており、日本の製造業は崩壊寸前のところに来ています。

報道では石油精製プラントの削減も更に進みますが、日本の貿易統計をみますと石油関連の輸出が多くなっており、日本は今や石油関連製品の輸出が稼いでいるとも言えますが、今後この分野が崩壊すると見られており、稼げている分野がまた一つ消滅することになっているのです。

この石油関連で働いている者は20万人とも30万人とも言われており、この分野が壊滅的打撃を受ければ日本の現場力はガタガタになります。

また石油関連製品を輸入するようになれば、今までは輸出していたものを輸入しなければならない訳であり、貿易収支の面では大変動を見せることになり、更に円安要因が増えることになるのです。

アベノミクスの実態が国民にわかり始めましたが、国民はどう行動をするでしょうか?NEVADAブログより

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