2015年7月31日金曜日

AIIBに対抗する日本

中国メディアの観察者は28日=中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)に対抗しようとしている日本は、5月にアジア向けの「高品質なインフラ」建設に向けて投資を行う方針を示したと伝え、「第1段の投資として日本はフィリピンに約2400億円の円借款を供与する方針」と報じた。

記事は、日本メディアの報道を引用し、日本政府がフィリピン・マニラにおける鉄道整備事業に対して約2400億円の円借款を供与する計画だと紹介し、「フィリピンへの円借款は長期的な成長を重視しており、日本企業の商機も拡大する見込み」と報じた。

続けて、「中国はアジア各国のインフラ整備に向けた資金需要を満たすべく、2015年内にAIIBを立ち上げる計画だ」と伝え、中国が主導する経済圏の拡大に懸念を示したと紹介。

また、日本もこれまでの対外援助の戦略の見直しを進めており、マニラの鉄道整備を手始めに、タイやベトナム、ミャンマーなどの鉄道インフラにおいても整備に向けて資金的な協力を行う方針だと報じた。

続けて記事は、日本の円借款はマニラとマロロスを結ぶ約40キロメートルの区間の整備に投じられると伝え、レール敷設や車両導入といった関連事業について日本企業にとって商機となる可能性があることを紹介した。

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