2015年7月7日火曜日

ギリシャ大差で緊縮反対

ギリシャのチプラス首相は7日に開かれるユーロ圏首脳会議で、金融支援の再開に向け新提案を行う。

 ギリシャの国民投票で欧州連合(EU)などが示した構造改革案が拒否されたのを受け、ドイツのメルケル首相と6日に行った電話会談で合意した。ギリシャ政府関係者が同日、明らかにした。債務減免を求めるとみられ、交渉の難航は避けられない。

5日に行われたギリシャの国民投票では、緊縮財政を伴うEU案に対し、反対が61・31%、賛成が38・69%という結果だった。投票率は62・5%で、成立要件の40%を超えた。

チプラス首相は5日夜のテレビ演説で、「交渉のテーブルに戻る」と述べ、債務の減免をEU側に求める考えを強調した。また、ギリシャ政府は6日、EU側と関係が悪化していたバルファキス財務相の辞任を発表した。読売新聞より

緊縮政策の反対が60%以上と、投票前の予想とは大違いな結果になりました。それだけ、ギリシャ国民の生活は、貧困と失業に見舞われているという事ではないかと思う。今後のギリシャはどこに行くのか、今の状態をどう打開するのかが政権運営にかかっていると言っても過言ではない。

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