中国海軍が2014年に配備したとみられる対潜哨戒機「高新6号(GX-6)」について、中国メディアの参考消息は9日、米報道を引用しながら、米ロッキード社(現ロッキード・マーティン社)が1975年に開発して日本の海上自衛隊も運用してきた「P-3C」と比べても、「明らかに差をつけられている」と紹介する記事を掲載した。
中国は「高新プロジェクト」として電子戦や情報収集機の開発に取り組んできた。「高新6号」は初の、対潜能力を専門に検討した機とされる。「高新6号」についてはこれまで、「日本の潜水艦の天敵」、「対潜装備は日米の最新機と同じレベル」などと“華々しく”紹介されてきた。
参考消息はまず、米国で「日本の潜水艦は警戒が必要」との見方が出ていると紹介した。
中国人軍事専門家の李傑氏によると、「高新6号」は海軍北海艦隊に配備された。北海艦隊の担当海域は東シナ海と渤海湾だ。同海域では性能の高い日本と韓国の潜水艦が活動していることから、優先して配備されたという。
ただし李傑氏は、「高新6号」は「P-3Cと比べて、依然として大きな差をつけられている。特に航続距離、偵察範囲などだ」と述べた。
P-3Cはターボプロップエンジン4発を搭載し、航続距離は6750キロメートルとされる。「高新6号」の航続距離は6000キロメートル程度とされる。
なお、日本はP-3Cの後継機として「P-1」を開発し、配備を始めた。P-1は航続距離が8000キロメートルとさらに大きくなると同時に、ターボファンエンジンの採用(4発)により最大速度が時速996キロメートル、巡航速度が時速833キロメートルとなり、必要な海域により迅速に派遣することが可能になった。
中国ではP-1を高く評価すると同時に警戒する報道が続いている。なお、米国もP-3Cの後継機である「P-8」を開発し、配備を始めた。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2015年7月12日日曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
日産ケリー前代表取締役の保釈決定 保釈金7000万円 東京地裁
金融商品取引法違反の罪で起訴された日産自動車のグレッグ・ケリー前代表取締役について、東京地方裁判所は保釈を認める決定をしました。検察はこれを不服として準抗告するとみられますが、裁判所が退ければ、ケリー前代表取締役は早ければ25日にもおよそ1か月ぶりに保釈される見通しです。一方、...
-
インターネット 上には「掛けてはいけない電話番号」と銘打たれた、詳細不明の電話番号のリストが多数存在しています。それら電話番号と共に書かれている文面を見るに「掛けると死ぬ」「呪われる」「ドッペルゲンガー」「 宇宙人 」「貞子の電話番号」「花子さんの電話番号」などなど、いかにも恐ろ...
-
ホラー 映画『ファイナル・デッドコースター』で描かれるような遊園地での悲惨な死亡事故は、残念ながら現実でも起きてしまうことがある。今年8月には岡山県の遊園地で、走行中のジェットコースターの安全バーが外れ、乗客1人が負傷する事故が発生した。また、同日には大分県の遊園地でも、レールを...
-
人を殺した人と会う。 死刑囚 の実像に迫るシリーズ【3】 「“あの時”に 時間 を戻せたらいいのに、ということはいつも思います。ただ、もしも“あの時”に戻れるとしても、今の自分で戻りたいです。自分まで当時の自分に戻ったら、また同じことを繰り返してしまいそうだからです」 昨...
0 件のコメント:
コメントを投稿