2015年7月17日金曜日

ギリシャアテネで大規模デモ

ギリシャ国会での財政改革関連法案の採決を控えていた15日午後、国会前のシンタグマ広場で大規模なデモがあり、参加者の一部が火炎瓶を投げるなど暴徒化した。警察の機動隊が催涙弾を発射するなどし、現場は一時騒然となった。
 

デモを呼びかけたのは、法案に反対する意向を示した共産党や、与党・急進左翼進歩連合(シリザ)系の政治団体。数千人が参加したとみられ、「緊縮反対」などと訴えた。

社会学者ミルト・チリンプニディさん(33)は、催涙ガス対策として水で溶いた胃腸薬を目の周りに塗って参加した。「6割の国民が緊縮に『ノー』と言ったのに、まったく逆のことが起きようとしている。これが民主主義国家か。平和的だったデモ隊を犯罪者のように扱い、あんまりだ」と憤った。

この日、高校教員の職を失ったというエリアスさん(25)は「共産党や極左の過激なやり方は支持できないが、政府のやり方も支持できない。財政改革法案は祖父母や両親の世代にはいいのだろうが、自分たちにとっては苦しいだけだ」と話した。朝日新聞より

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