2015年7月12日日曜日

ギリシャ議会が改革案承認

ギリシャ議会は11日未明、欧州連合(EU)が金融支援の条件とした財政改革案を賛成対数で承認しました。チプラス首相は同案に基づく債券団との交渉権限を獲得。債券団から同案を評価する声も上がっており、週内にも金融支援再開で合意する可能性が高まった。

財政改革案はほぼ欧州連合(EU)の要求通りの内容で、付加価値税の増税や年金改革内容を盛り込んだ財政再建策を提出、しかし、ユーロ圏諸国から内容が不十分だと指摘や改革が実行されるかどうかに関する懸念が出ている。

同案は当初ギリシャが拒否した内容であったが、国民の命を守る国家的義務を強調し欧州連合(EU)の案を受け入れた形になります。ギリシャ国民は緊縮政策で厳しい生活を余儀なくされることになる。国民投票は何だったのかと国民は思っているのではないでしょうか。

改革案が受け入れなければ、ギリシャは破綻しユーロ圏からの離脱を余儀なくされる。ギリシャ国民の80%以上はユーロ圏への残留を望んでおり、欧州連合(EU)が改革案を受け入れなければ、離脱への道を歩むことになる。

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