中国メディアの中国汽車報=中国経済が中低速ながら安定した成長を目指すニューノーマル(新常態)の時代を迎えつつある中で、中国の自動車市場が減速していると伝えた。外資メーカーが招いた価格競争が「中国の自主ブランドメーカーにまで延焼しようとしている」と伝えた。
記事は、中国経済は過去25年で最低の水準まで減速していると伝え、GMやフォードを含めたグローバルメーカーも中国自動車市場の減速に対応すべき、値下げ幅を拡大していると指摘した。
さらに、中国汽車工業協会副会長が、価格競争による戦火はまもなく中国市場全体へと延焼し、中国自主ブランドメーカーもすぐに巻き込まれる事になると述べ、今後数ヶ月において中国自主ブランドメーカーの大半は苦しい日々を過ごすことになるだろうと論じている。
続けて副会長の発言として、一部の経営難の自主ブランドメーカーは盲目的な生産拡大を停止すべきと伝え、ただでさえ中国自主ブランドメーカーが多すぎると指摘。さらに中国の自動車産業は生産能力の過剰という問題を抱えており、利益率が低く、競争力のない中国自主ブランドメーカーは価格競争が起きれば大きな打撃を受けるだろうと論じた。
記事は、2015年1から5月における中国自動車市場の販売台数の伸びは、2.1%にとどまっており15年通年の伸びも14年6.9%を大きく下回る可能性があると伝えた。中国では大きなシェアを獲得しているフォルクスワーゲンも主力車種の値下げ拡大を発表しており、中国自主ブランドメーカーもまもなく値下げ競争の波の飲み込まれる事になると伝えている。
中国の6月の新車販売はマイナス2.3%(180万3100台)、年率で2349万台で昨年の6月を比較すると販売台数が200万台近く下回っています。中国の自動車生産能力は3000万台ともいわれており、鉄鋼に続き過剰設備を持つことになりかねない状況です。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2015年7月12日日曜日
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