ロシア極東のサハリン州のコジェミャコ知事代行は25日、記者会見を行い、以下のような発言を行っているとタス通信は報じています。
『クリール諸島(北方領土と千島列島)発展の共同プロジェクトに日本も参加するよう今後活発に提案していくが、日本にその希望がなければ、韓国などの合弁企業参加を検討する』
この発言は昨日お知らせしました【ロシアの戦略】を見て頂ければ、おかしな内容というのがわかります。
何故なら、すでに韓国企業と共同で開発を行っており、一部では「健康ランド」まですでに作り上げているとも言われているからです。
日本がロシアと一緒に開発など出来る訳がないのを承知で、今回の発言を行っているもので、しかも日本人が一番嫌がる韓国をカードとして正式に出してきたことは注目しておくべきだといえます。
(勿論、ロシアにとり韓国は当て馬であり、本命は中国となりますが、今は中国という名を出すのは得策ではないと判断されたはずです)
近々にメドベージェフ首相は3回目の北方領土の訪問をすることになっていますが、この際に何人の閣僚を連れていくのか、そして韓国の要人も連れているのかどうか。
日本はロシアをいまだに今までの国として認識していますが、ロシアは今や長い冬眠から目覚め、世界一の帝国再興を目指して動いているのです。
日本は中国・ロシアという蛇に睨まれた「カエル」ですが、その「カエル」がいまだに自分を「カエル」と認識しておらず、蛇より強い生き物と過信しているのは今後致命傷になるかもしれません。
世界情勢が激動している中、いざとなればアメリカは日本を助けることなどあり得ないということを認識しておく必要があります。
何故なら、この大事な時期に中国の習近平国家主席がアメリカを公式訪問することになっており、この訪問をアメリカも中国も失敗させるわけにはいかないのは当然であり、今後水面下で色々な駆け引きが行われることになるはずですが、その力関係を見るには今後の南沙諸島問題と尖閣諸島問題が大きなカギを握っているといえます。
アメリカが中国をとるか、日本をとるか。
オバマ大統領の家族一行が習近平国家主席と家族ぐるみの付き合いをしたということを今一度思い出すべきだといえます。NEVADAより引用
日本はアメリカを当てにしてはいけない事が明らかになるのではないでしょうか。平和呆けした日本人ですが、ロシアや中国は世界覇権を目指してます。特に中国は日本に取って脅威であり、日本の国は自ら守る事が必要ではないでしょうか。軍国主義になれとはいわないが、自国の国を守るだけの法整備や軍事的な用意は最低限しておかなければ、いざというときに中国の属国になっているかも知れません。
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2015年7月26日日曜日
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