2015年7月10日金曜日

年金運営益最高額

公的年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が10日発表した2015年3月期の運用実績は、15兆2922億円の黒字だった。プラスは4年連続。運用収益の黒字額のは10兆2207億円だった13年度から拡大し、自主運用を開始した2001年以降で最高だった。これまでの最高は12年度の11兆2222億円だった。国内外のの株式相場が上昇した中で株式の割合を引き上げたことや、円安により海外資産が評価額が収益を押し上げた。国内債の価格が上昇したことも運用益に寄与した。

GPIFは国民年金と厚生年金の積立金を国内外の債券や株式に分散投資している。運用資産は3月末で137兆4769億円と、01年度以降最高を記録した収益率も12.27%と最高だった。

運用益の内訳は、国内株式が6兆9105億円、外国株式4兆7863億円、外国債1兆8884億円、国内債券1兆5957億円などであった。

公的年金が株式市場に流れている。今は公的年金が株式価格を引き上げている事に繋がっているが、株式が暴落すれば投資したお金は水の泡に消えることになる。

前にも書いたが、官製相場は長くは続かない。賭博をしているようなものである。

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