2015年7月5日日曜日

中国株底なし

中国株が底なしの状態である。上海市場は3週間連続で暴落し、6月中旬からの下落率は30%に達した。上場銘柄の半分がストップ安まで売り浴びせられ、借金をして株につぎ込んだ多くの個人投資家は身ぐるみ剥がされた。ネット上では自殺者まで出たとの噂がでるなど社会混乱に波及するが、習近平政権はなすすべもない。

上海総合株価指数の3日の終値は前日比5.77%安の3686.92だった。6月19日には6.4%、26日には7.4%安。そして、7月3日と3週間連続で週末の暴落になりました。

上海市場に上場する2800社の内、1400社がストップ安というパニック状態の中個人投資家の多くは信用取引で株を売買しておりネット上では巨額の損失を出した個人が自殺したなどの噂も飛び交った。

暴落を止められない中国当局は、相場操縦の疑いがあるとして空売りを厳しく取り締まるとした一方で、信用取引の規制緩和などの株価対策に必死だが効果は出ていない。

ブルームバーグによると、中国当局は信用取引で株価が大きく下げた場合、通常の追加保証金を差し入れるが、新たな規定で持ち家など不動産も担保に差し出せるようにしたという。もう末期状態である。

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