2017年1月15日日曜日

トランプ氏と正反対の主張

国務長官に指名されたティラーソン氏は11日、上院外交委員会の公聴会で、トランプ氏が大統領選挙中、北朝鮮の核の脅威などに対して日本、韓国の核兵器保有を容認した事について問われ、それには同意しないと返答。さらにトランプ氏が就任後、正式に交渉離脱を表明する環太平洋連携協定(TPP)に関しては、反対しないと明言し、同協定を支持する意向を示しています。

12日の上院軍事委員会で国防長官に指名されたマティス氏は、トランプ氏が緊密な関係構築を唱えるロシアについて、北大西洋の同盟(NATO)を壊そうとしている、われわれがロシアと協力して事に当たる分野は減っており直面している分野は増えていると表明。

国土安全保障長官に指名されたケリー氏は10日、移民の入国を防ぐためと称してトランプ氏が唱えるメキシコ国境での壁建設について、物理的に障壁はそれ自体、うまく機能しないと明確に否定しました。

トランプ氏との食い違いに加え、閣僚候補間の見解の相違も露見しています。

オバマ政権がイランとの核合意についてはティラーソン氏が全面的な見直しを主張。一方でマティス氏は米国は約束したら、それに従い同盟国と共にやっていかなければいけないと述べ、合意は維持すべきだと指摘しています。

こうしたトランプ氏との閣僚候補との主張の矛盾について、米シンクタンク、ブルッキングス研究所のエレイン・カマーク上級研究員っは13日ワシントン・ポストで、きわめて異常だと指摘。大統領と政権移行チームが最初にやることは、間違いなく大統領と閣僚を一致させることだと述べています。

しかし、メディアの指摘について、トランプ氏は13日、ツイッターで、閣僚候補はよくやっている。私の見解ではなく、自分自身の見解を表明してほしいと述べています。

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