2017年1月22日日曜日

韓国、現職閣僚出頭

韓国の朴槿恵大統領の親友、チェ・スンシル被告の国政介入事件で、朴政権に批判的な文化芸能関係者のブラックリスト作成疑惑に絡み逮捕状を請求されたチョ・ユンソン文化体育観光相、元大統領府政務主席秘書官と、キム・ギチュン元大統領秘書室長が20日午前、ソウル中央地裁に出頭、地裁は逮捕状の妥当性について審査します。

地裁は20日中にも逮捕状を出すかどうか可否を決める予定です。チョ・文化相が逮捕されれば、一連の事件で現職閣僚として初めてとなります。

特別検察チームはチョ・文化相らが2014年~15年頃、リストの作成や運用にかかわったとして、職権乱用などの容疑で逮捕状を請求しました。リストは政府支援プロジェクトから文化芸能関係者を排除する目的で大統領府が主導して作成、9400人規模に上がるとみられます。朴大統領やチェ被告も関与していた疑いがあるとみています。

チョ・文化相は今月の国会聴聞会で、芸術関係者らを政府支援から排除するための名簿があったと判断していると証言、リストの存在を初めて認めました。ただ、リストは見たことはなく、作成経緯もしらないと自らの関与を否定しています。

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