トランプ大統領就任を前にして、各マスコミ・機関が実施した世論調査では、トランプ次期大統領への異常な低支持率が際だっています。ワシントン・ポスト紙は18日付けで、過去40年間で最も不人気な大統領との見出しで、ABCニュースと共同調査結果を発表。それによると、トランプ次期大統領の支持率は40%で支持しないは54%にのぼります。政権発足前の歴代大統領の支持率はオバマ現大統領が79%、ブッシュ元大統領62%、最も不人気だったレーガン大統領でさえ58%あったことから比較すると、トランプ支持は際だった低さです。ギャラップ社、CNN各世論調査でも同様の結果が出ています。
公民権運動の闘士である民主党のルイス下院議員が、トランプ氏を正当な大統領ではないとして就任式をボイコットを表明したことについて、トランプ氏の口先だけで何もしない、との反発についても批判が高まり、就任式出席を拒否する民主党下院議員が50人近くになっています。
映画監督のマイケル・ムーア氏は、ルイス氏を支持し、俳優のマーク・ラファロ氏、トランプ氏の物まねで人気を博しているアレック・ポールドウィン氏とともに19日、ニューヨークのトランプ・インターナショナルホテル前で反トランプ行動を行うと発表。就任式前夜に数千人規模の抗議集会が実施されます。
ラファロ氏はわれわれは、差別や有害な政策に対し、どの段階にいてもたたかい続けるとの声明を出しています。
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