2017年1月19日、中国メディアの光明網が、日本の小型ロケット開発の背後には弾道ミサイル開発計画があると主張する記事を掲載した。
記事は、1月15日にJAXAが小型ロケットSS―520を発射したことを紹介。今回の発射は失敗したと発表されたものの、業界関係者によれば、日本の関連技術は相当成熟しているという。
この件に関して記事は、小型ロケットは主に商用で使用されるものの、明らかに軍用にも転用できる潜在力があると指摘。日本はここ数年で大型のM―Vロケット、中型のイプシロン、そして今回の小型ロケットSS―520と、軍用に転用できるロケットを次々と開発しているとした。
特にイプシロンについては、開発段階から日本政府から簡素な地上設備での打ち上げや、打ち上げ時間の短縮、移動に便利なサイズを求められており、これは商用とはあまり関係がないため、「ロケット開発の真意はいったい何なのか、懐疑的にならざるを得ない」としている。
記事はまた、日本国内で核兵器や弾道ミサイルを保有すべきとの声が高まっており、安倍首相や稲田防衛大臣なども、これまでの明確な否定から「あいまいな態度」に変化していると分析。日本の軍事界でも少なからぬ人が、自衛隊が弾道ミサイルを保有すれば技術的には中国の脅威に対抗するだけの能力があることを論証しているとした。
結論として記事は、核原料の備蓄量が最も多い国の1つで、しかも世界でも数少ない独立したロケット開発ができるほど技術力のある日本に対して、国際社会は心の準備をしておく必要があると主張。いつの日か日本は、政策の文言をいくつか変えるだけで、すぐにでも弾道ミサイル家族の仲間入りをするかもしれないと、警戒心を示した。 レコードチャイナより
ぼちぼちと生きているので、焦らず、急がず、迷わず、自分の時計で生きていく、「ぼちぼち、やろか」というタイトルにしました。 記載事項は、個人の出来事や経験、本の感想、個人的に感じたことなど、また、インターネットや新聞等で気になるニュースなどからも引用させていただいています。判断は自己責任でお願いします。
2017年1月22日日曜日
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