反トランプ大行動就任日前後全米で

20日に行われるトランプ次期大統領の就任式にあわせて、連邦首都ワシントンを初め全米各地では、多数の国民による反トランプ抗議行動が取り組まれます｡過去にも大統領就任にあわせた抗議行動がありましたが、参加人数・規模とも前例のないほどのものになるとみられます。

抗議行動を呼びかけているのは、労働者、女性、青年、学生、人種マイノリティー、性的マイノリティー、環境団体などのあらゆる分野の代表。トランプ氏の女性蔑視、特定人種への差別的言動、反労働者、反環境保護の姿勢に対抗して立ち上がる人々です。

抗議行動は14日から始まっており、20日には、大統領就任パレードが行われるワシントン市内ペンシルベニア通り、ナショナルモール付近、連邦議会近隣で抗議行動が複数取り組まれます｡特定の場所での集会はこれまで30の団体にのみ許可されていると報じられています。

また、特定の場所での集会参加ではなくワシントン市内のあらゆる場所で、私たちの大統領でない、とのポスターを掲げる事が呼びかけられています、夜にはリンカーンシアターで、反対集会が開かれます。

その他、全米各所でも抗議行動が行われる予定です。

トランプ支持者による集会も取り組まれる予定。

20日は厳戒態勢が敷かれ、8000人規模の追加の警官・治安部隊が動員されます。