2017年1月18日水曜日

韓経:「韓中通貨スワップ、延長されない可能性も」

宋寅昌(ソン・インチャン)企画財政部国際経済管理官(次官補)が17日、「韓中通貨スワップが延長されない可能性も排除できない」と述べた。

 宋管理官はこの日、政府世宗(セジョン)庁舎で開かれた記者懇談会で、「(韓中通貨スワップ延長に関し)政治的な状況など不確実性がある」とし「最大限に努力して不確実性をなくし、延長する方向で努力中だが、確定的に話すことはできない」と説明した。

中国とは560億ドル規模の通貨スワップを締結しているが、今年10月に満期を迎える。柳一鎬(ユ・イルホ)副首相兼企画財政部長官は昨年3月、中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁に会い、原則的に延長に合意した。

しかしTHAAD(高高度ミサイル防衛体系)配備をめぐり韓中関係が急速に冷え込み、「延長不発」の観測が出てきた。

宋管理官は「通貨スワップ金額全体のうち中国の比率は半分程度」とし「事情が良くない場合に融通される通貨の限度が半分に減るということであり、延長するのが望ましい」と述べた。

栄管理官は日本の一方的な通知で協議が中断した韓日通貨スワップに関しては「大きな影響はない」とし「日本が協議の場に出てくるのなら我々も(協議の可能性を)開いておくが、このような状況で先に要請はしない」と強調した。  中央日報より

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