2017年1月17日火曜日

核軍縮合意も可能

トランプ時期大統領は15日英紙タイムズとドイツ紙ビルトとの共同インタビューで、ロシアへの制裁を解除する代りに、米ロ間で核兵器の大幅な削減を実現する事も可能だとの考えを示しています。過度な新ロ姿勢が批判を受けていることに対し、メリットを強調して反論する狙いがあるとみられます。

トランプ氏は対ロ制裁解除によって、ロシアとの何か良い合意が可能かみてみよう。例えば、核兵器は大幅に削減されるべきだが、それも合意の一例だと述べ、多くの人が利益を得る、何かが起きえると指摘しました。

北大西洋条約機構(NATO)についてトランプ氏はテロに対応しておらず時代遅れだと批判。また、加盟国が防衛費に応分の支出をしておらず、米国にとって不公平だと非難しています。

一方、トランプ氏は昨年6月の英国の欧州連合(EU)離脱決定について、離脱は大成功に終わるだろうと称賛、離脱後の米英間の貿易協定についても、非常に速やかに締結されるだろうと述べています。

EUについては、難民危機などにより他の国々も離脱するだろう。EUを結束させることは多くの人が考えるほど容易ではないと語り、EUの将来に悲観的な考えを表明。これに関連してドイツのメルケル首相について、シリア難民を無制限に受け入れるという、非常には破滅的な過ちを犯したと批判しました。

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