国務長官就任を承認

米上院外交委員会は23日、トランプ大統領が国務長官に指名したレックス・ティラーソン前エクソン・モービル会長の就任を賛成11、反対10で承認しました。上院本会議の承認を経て、就任します。委員会の共和党議員は賛成しましたが、民主党議員が反対に回りました。

また、中央情報局（CIA）長官に指名されたマイク・ポンペオ下院議員の就任が上院本会議で承認されました。

上院は定数100で、共和党が過半数52議席を占めます。ティラーソン氏は、1975年技術者として石油大手エクソンに入社、2006年にトップに上り詰めました。外交や行政の実務経験がない極めて異例の国務長官となります。