実施地域はイスラム過激派ボコ・ハラムと紛争が続いているアダマワ、ボルノ、ヨベの3州。これまで治安悪化で予防接種が進んでいません。
ナイジェリアでは昨年、約2万5000人のこどもがはしかを発症。97%が10歳以下で、少なくとも100人が死亡しています。
ユニセフ・ナイジェリア事務所のモハメド・フォール代表は治安が改善した地域があり、これまでいけなかったところへ出向き、子どもを危険な病気の蔓延から救うため、素早く行動したと説明。いまも非常に懸念しているのは、ボルノ州の広い範囲でわれわれはが到達できない地域に住む子ども事だと述べました。
はしかの感染は1年うち比較的気温が高い前半に増える傾向があります。
ナイジェリアでは子どものはしか予防接種率が低く、50%をやや超えたところです。
紛争地域の子どもは虚弱ですが、免疫力の低下した栄養不良の子どもの危険はさらに高くなっています。
ナイジェリアでは紛争とそれにともなう避難の結果、440万人以上の子どもが人道支援を必要としています。今年、重度急性栄養不良(SMA)の可能性ある子どもは45万人と予測されています。
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