2015年6月7日日曜日

円安倒産17ヶ月連続増

帝国データバンクが5日に発表した調査によると、5月に円安関連倒産は37件にのぼり、前年同月比で17ヶ月増え続けていることが判明しました。5月は前月より2件前年同月比では、10件増加しました。集計を開始した2013年1月以降17ヶ月連続でした。累計は、671件に達ししています。倒産企業の従業員数合計も1万2993人を数えます。
業種別では、ガソリン価格の上昇で続ける中、運輸、通信業が11件で最も多く、全体の約30%を占めます。次いで卸売りと製造業(各9件)、小売業(4件)の順番でした。
負債総額規模別では、1億円以上5億円未満が19件で全体の過半数を占め、負債5億円未満の中小・零細企業の倒産が目立ちます。
帝国データバンクは短期間で急速に円相場が変動したことで、昨年末から円安の影響を受けた倒産が今後も増える事が懸念されます。

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